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東方大冒録
フォートレス、インファイト、ファンネル、ジェット。(設定に修正あり)
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してちょうだい」
「封印?」
「えぇ。ただ倒しても、倒した残骸はしばらくするとまた形を成して、復活する習性があるようなの。だから、この紙に封印してもらいたいの」
「あぁ……。で、どうやって使うんだ?」
「霊力を解放すれば、封印できるわ。貴方の能力に合わせた封印の札だから」
「わかった。やってみよう」

暗基は紙の霊力を開放した。すると、粉々にしたチルノ、そこらへんで気絶してたルーミアとリグル。そして先ほどファンネルで集中砲火した大妖精、ミスティアの残骸が、瞬く間に吸収されていく。

「……、うん。これでバッチリね」

紫が感心、感心、というように腕を組んでうんうんとうなずく。

「なぁ紫、こうして封印したのはいいが、本物はどうなるんだ?」
「あぁ、周りを見てみなさい?」
「?」

暗基は紫に言われるがままあたりを見渡す。そこにはルーミアが身に着けていたと思われる胸のリボン、チルノの大きなリボン、大妖精のリボン、リグルのマント、ミスティアの帽子が落ちていた。

「なんだ? というかミスティアの帽子と大妖精のリボンどっから出てきた!?」
「私が回収したのよ」
「お、おぉ……」

仕事の早いことで……。とか思っていると、突然道具たちが光りだした。

「うわっ!?」

そしてそこから、少しずつ、さっきまで見ていたやつらの形が出来ていく。

「こ、これはつまり、マガイモノが持っていたと?」
「えぇ。霊夢の祈祷棒と魔理沙の八卦炉は、ぎりぎりで確保できたんだけれどね」

そして、光り終わると同時に、やっぱりさっきまで見ていたやつらが現れた。

「うぅ……?」
「こ、ここは……?」
「なんか体が元に戻っているのだー」
「なんで? 私たち偽者に……?」
「あれ? 元に戻ってる……?」

それぞれこんな反応をする。それに対し紫が声をかける。

「みんな気分はどうかしら?」
「あっ! スキマ!! なんでこんなとこにいるの!?」
「いろいろとあってね。それより、この子が貴方たちを元に戻してくれたのよ。感謝しなさい?」
「んあ?」

紫がそういうと暗基を指差す。それをチルノはじめバカルテット+αが見る。

「うお! 人間だ!」
「男の子じゃん!!」
「おー、男の子だ!」
「うまそうなのだー」

バカルテットがまたそれぞれ暗基に興味を示している。そこから、大妖精が一歩前に出てきて、暗基に話しかける。

「あ、あの……、あなたが、私たちを元に戻してくれたのですか?」
「ま、まぁ、形はそうなるな……」
「そ、そうなんですか……。まぁ、形はどうであれ、ありがとうございました!! 私たち、もしかしてあのまま偽者に封印されたままになっていたかもしれないところを……!」
「いやいや
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