5話-風越練習試合編 その1-
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「三嶋君、実は風越女子高校から練習試合の誘いが来ているらしいのだけど」
「あの名門風越から練習試合の誘いが来るとは俺も有名になったもんだな」
「まぁ、これでもインターハイ出場ですからね。予選前の調整と言ったところでしょうね。」
これでもとは何だ!憎たらしい後輩め
「そうですか、この場合は自分で掛け直しても失礼ではないですよね。」
「失礼にはならないと思うけど、何か聞きたいとことがあるの?」
「はい。ちょっと、内容の確認と京太郎を連れて行きたいんですよ」
「えっ、俺なんてまだまだ素人に毛が ...」
「バーカ、お前に試合なんてさせたら相手に失礼だっての」
「それが分かってるなら、先生を通して話させてもらえるよう頼んでみるわ」
なんか、1人ショボンとしている奴がいるが気にしない気にしない
そして、今日俺と京太郎は風越高校の前にいます。
「悠先輩、どうして俺を連れて来たんですか?」
「お前を連れてきた理由は2つある。ひとつはお前のレベルアップの為だ。名門校の練習何を意識しているかを知ることでお前の麻雀スキルアップに繋がると思う。もうひとつは、風越のレギュラーメンバーと俺の対局の牌譜をとってもらいたい。これはうちの女子部員に風越の情報を与えるためだ。」
「成る程、名門校ですし上を目指すなら戦うのは必死ですもんね」
「そういうことだ。」
正直、俺はある噂を聞いた。風越の部長は相手の牌を見ることができるという噂だ。
それなら、牌譜をとることで俺の打ち方の参考になるからな。
「よし、なら入るか。校門そばの警備室に名前を名乗れば案内が来るって話されたからな。多分あの建物だからあこにいくぞ。」
練習試合に来たことと、名前を伝えると警備員さんはすぐに麻雀部の顧問の方に連絡をしてくれた。
その警備員さんがいうには部長さんが迎えに来るらしい
部長が直々来るとは俺はそんなにvip待遇なのか
「名門風越の部長にもなると貫禄のあるすごい人なんでしょうね」
京太郎がそんな事を聞いてきた。
「いや、体育会系の部活じゃあるまいし、そんな貫禄とかは無いだろう。意外と華奢な人かもよ」
失礼します。ドアの方から声がした。
するとそこには
「はじめまして、風越女子高校麻雀部で部長をしております福路 美穂子と申します。今日はよろしくお願いします。」
超綺麗な美少女が立っていた。
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