第13話 悪魔の島
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
くぞ。」
ラストがグレイに手を差し伸べたが、それを払いのけた。
「ここはいい。お前はルーシィのところに行け!」
「だが」
「させるか」
リオンはナツに放った魔法をラストに浴びせ始めた。
「くっ!?」
右腕が凍り始める。
「オールクラッシュ!!」
DBを使い凍りつく氷を砕き、右腕の凍結を防いた
「すまんグレイ、後は頼む!!」
ラストは神殿を飛び降りた。
「フン、逃がしたか。(俺の魔法を防いだ?奴は並みの魔導士ではないな)」
疑問に思うリオンだったが、今はグレイと向き合った。
「まあいい、俺はデリオラを復活させる。」
「させねぇよ!!!」
・・・で?
「というわけでね、これから攻めてくる奴等はみんなをそんな姿に変えた犯人なのよ!」
「その犯人がここへ・・・!」
逃げ延びたルーシィは村人に神殿であった事を説明した。
「でも言い換えれば捕まえて元に戻る方法を聞くチャンスだわ!」
「捕まえると言ってもあの4人、多分魔導士だよ?簡単にはいかないよ」
「そうね、こっちの人数が多いとはいえ魔導士は0」
「ルーシィは戦わないって設定なんだ」
「俺がいるぞ、魔導士1だ」
聞こえてきた声の方を見ると、遅れてきたラストが村に到着した。
「ラスト!無事だったんだ!」
「なんとか逃げ出せた。だがグレイが・・・」
「この騒ぎは何事かね?」
そこに村長が二人の前に現れた。
ちなみにものすごくモミアゲが長い
「聞いてください!ここにもうすぐ敵が攻めてきます!」
「敵!?」
「そいつらが森の遺跡に住みついていてみんなの身体をそんな風にした犯人なんです!」
「そんなことは聞いとらん!!月はまだ壊せんのか!!!」
村長の叫び、ラストは思わず一歩下がった。
「だ、だから月を壊す必要はなくって犯人を捕まえれば」
「月をぉ!!月を壊してくれぇぇぇぇぇ!!!」
取り乱す村長を村人数人が止めた。
「村長落ち着いてください!」
「さあこっちへ!」
村人に掴まれ家まで連れられる光景を、ルーシィとラストは冷や汗を垂らして眺めていた。
「とんでもない依頼を受けたもんだな。月を壊すって」
「う、うん・・・」
「気にしないでください。やっぱりボボ・・・息子の事がありますから」
「息子?」
「ラストは知らないんだったね。実は・・・」
ルーシィから、心まで悪魔になった村長の息子を殺したと教えられ、複雑な表情を見せた。
「そうか・・・村の為とはいえ、つらいものだな・・・」
「これ以上そうならないために敵を
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ