第13話 悪魔の島
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「あの二人知り合いなのか!?」
「何の真似だよこれは!!」
「村人が送り込んだ魔導士がまさかお前だったとはな。知ってて来たのか?それとも偶然か?まあどちらでもいいがな」
「零帝リオンの知り合いか」
リオンの仲間の4人も少なからず驚いていた。
「早く行け。ここは俺一人で十分だ」
「はっ!」
4人はその場から立ち去る
「行かせるか!!」
「まてナツ!迂闊に動くな!!」
グレイの忠告は遅く、リオンから発せられた冷気がナツを凍らせ始める。
「ぐあぁぁぁぁ!!」
「ナツ!!」
「ハッピー!ルーシィを頼む!!」
「あい!!」
ハッピーはルーシィを掴み空へと上がる。
それを邪魔しようとリオンを、グレイが氷を放ち阻止した
「くっそ動けねぇ!!」
「隙を作って女とネコを逃がしたか。まあいい、奴等ごときじゃシェリー達は止められんだろ」
「妖精の尻尾の魔導士を甘く見るんじゃねーぞコラァァァァ!!」
そう叫ぶナツを、グレイは蹴り飛ばした。
「だぁぁぁぁぁ何しやがるグレ〜〜〜〜イ!!!」
「グレイ!お前何を」
「相変わらず無茶をする、仲間じゃなかったのか?」
「あいつはその気になりゃ氷ごと破壊できる魔法だろ!」
つまり、リオンは氷ごとナツを砕くことができたということだ
「それで俺の魔力が届かないところへやったわけか。やればできるじゃないか」
「いい加減先輩面すんのやめてくんねぇかな、リオン!!」
顔を強張らせながら、グレイは一歩前に出た
「お前はもうウルの弟子じゃねえ!!」
ウルの名に聞き覚えがあったラストは目を見開く
「ウルだって!?確かデリオラとの戦いで・・・」
「お前もだグレイ」
リオンは仮面を脱いだ
「ウルはもうこの世にいないのだからな。」
「デリオラを封じるために命を落としたんだ!ウルの残したモンをテメェは壊そうとしてんだぞ!!!」
「記憶をすり替えるな、ウルはお前が殺したんだ。よくおめおめと生きていたものだ。グレイ」
しばらく無言で、グレイとリオンが睨みあう。
(一体どういうことだ・・・ウルを殺したのはグレイ、だけどウルは絶対氷結でデリオラを封じた・・・何がどうなってる?)
頭の中で情報を整理する中、リオンが沈黙を破る
「何度でも言ってやるさ。ウルを殺したのはお前だ・・・名前を口に出すのも烏滸がましい!!!」
リオンは氷の鉄球をグレイにぶつけて弾き飛ばした
「グレイ!!」
「リ、リオン・・・!」
「どうした?後ろめたくて手が出せんか?ならば邪魔をしないで欲しいな。」
「グレイ、一旦退
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