暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 忘却の最期
第13話 悪魔の島
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
「悲しいことですわ零帝様、昼に侵入者がいたようなのですが取り逃がして
しまいました。」

「侵入者・・・」

零帝と呼ばれた男の声を聞き、グレイが息を呑む

「あいつが零帝か!」

「エラそうな奴よね、変な仮面付けちゃって」

「そっかな、かっこいいよ?」

「ああいう着飾った奴はロクな事を考えないぞハッピー?」

「その偏見もどうかと・・・」

「デリオラの復活はまだなのか?」

零帝の問いに答えたのは、蒼髪の女だった

「この調子なら今日か明日には融けると思うわ」

「どっちだよ!!!!」

「いちいちキレないでよトビー!」

「いよいよなのだな・・・侵入者の件だが、ここに来て邪魔はされたくない。」

「ええ、ここには外れにある村にしか人はいないはず。」

「村を消してこい」

「はっ」

「了解」

「アオン!」

「わかったわ」

零帝の出した命令にナツ達が驚く

「何!?」

「村の人達は関係ないのに!?」

「どうもこうもねーさ!」

「この声・・・おい・・・まさか・・・!!!」

グレイの呟きを余所に

ナツが立ちあがった

「もうコソコソするのはゴメンだ!!!」

ナツは炎を吐き、こちらに零帝達の注意を引く。

「邪魔しに来たのは俺達だぁぁぁぁ!!!」

「何なの!?」

ナツの暴挙に驚くラストだったが、このままでは村に被害が出るのは全員わかっており、ルーシィ達も立ちあがる

「もうなるようにしかならないわね!」

「あたしはどうすればいい?歌おうか!」

「あんたは戻ってなさい」

「ええ〜つまんな〜い!」

「いいから下がれってリラ」

「あの紋章・・・妖精の尻尾ですわ」

「なるほど、村の奴等が助けを求めたか」

「何をしている。とっとと村を消してこい」

しかし、ナツ達が出ても状況は変わらなかった

「邪魔をするもの、それを企てたもの、全て敵だ」

「何でだぁぁぁぁ!!」

「くそ、ここで殲滅する!!」

「テメェェェェ!!!」

零帝へ向かうナツとラストをグレイが追い越し

「その下らねぇ儀式をやめやがれぇぇぇぇ!!!」

氷の刃を波のように繰り出し

「はぁぁ!!」

零帝も同様に氷を放ち

互いの氷がぶつかりあい砕け散った

「あいつも氷!?」

「何だ・・・一体どうしたんだグレイ・・・」

「リオン!!!」

零帝の名前を言い放ったグレイに、ナツとルーシィ、ラストは息を呑んだ

「え!?」

「リオン!?」

「テメェ・・・自分が何やってるかわかんねぇのか!?」

「フッ、久しいなグレイ」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ