10話:ろくでもない奴ら
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「うふふふっ、ハルトさぁ〜ん。ちゃんと責任取ってくださいね?じゃないと素敵な叔父様達の所へ行っちゃいますわよ〜」
「ふぇぇ……」
なんか脅された。
あの清楚でおしとやかなエリカたんが耳打ちして脅してくるんだ。
責任取らないとおじさん達と悪い遊びしちゃうぞ☆アヘ顔ダブルピースしちゃうぞ☆みたいな感じー?
もちろんそれは困るぞ、ショックだぞ。
でも、もうやだ、エリカだけはまともな人間だと信じていたのにッ!!
エリカとは普通にイイ感じでお付き合いとか考えていたのに!!
これじゃただのビッチじゃねぇか!??
「ハルトにピーされたのだから仕方ないわ、誰だって女ならメスブタになるわよ」
「解析してないでナツメさんお願いします助けてください!!」
ナツメに助けを求め手を伸ばすが届かず。
俺はエリカに部屋に引きずり込まれ一夜を過ごすことになった。
まぁあとからナツメがテレポートしてきてナニは未遂に終わったがな。
こうして2日目も終える。
両手に華っつーか両手にビッチに挟まれて寝ていたんだけども。
俺は悪夢からまだ解放されない。一生解放されないのを改めて知ったのだ。
『ハルトちゃ〜んww今日のお仕置きは今まで溜まりに溜まってきた鬱憤を晴らすためにいつもよりも過激でちゅけど死なないでねーwwww』
『今日はアタシらの知り合いのゲイ君とホモ君とバイ君を連れてきましたーwwww』
『ウチ、ちゃんとカメラ回してるからイイ声で鳴いてくれよなwwwwオラ、お前たちの好きにヤっちゃいな』
『『『ウホッ、イイ男いただきます!!』』
…………また漏らした。
俺の知らない記憶と共に…………いや、記憶を抹消したと思ったんだがな…………
しかし、2日連続でこれはアカン。
やっぱりコイツらと寝たせいだ。絶対そうだ。
「……おはよう、ハルト。2日連続でオネショしたのね、ありがとうございます!」
「お礼言われちゃった!??」
もうこのナツメはショタコンでもビッチでもなくただの変態だ。
「あぁハルトさんのニオイに包まれたイイ朝ですわね、おはようございます」
「……おはよう」
船から海へ飛び込もうかな、身を投げよう、そうしよう。
変態のエリカはいらないんや!
「それにしても何かしら……外が煩いわね、変な曲が流れているわね」
そうなんだ、悪い目覚めで最悪の気分なのだが、それプラスこのBGM? 本当にうるさい。
「こんな朝早くからはた迷惑な方もいらっしゃるのですか」
「この曲、たぶんメインホールから流れてるわね……」
「……どれだけ大音量だよ」
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