暁 〜小説投稿サイト〜
でんきタイプで縛りプレイ
10話:ろくでもない奴ら
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ハッハッハーッwwユーのピカチュウはインタレスティングでユーモア溢れるエンターテイナーなポケモンですネーwwwwバッツwwwwポケモンバトルにそんなものはノットニードなのデースwwwwwライチュウwwwwwww【メガトンパンチ】で一発K.O.してやるデースwwwwwwwwww」

「ライライチュウwwwwwwwwww」

 ライチュウがヒャッハーいってその右拳を振り下ろしているようにしか見えなかったけどな。

 振りかぶりぶん殴りピカさんの顔面にクリーンヒットした。

 とても鈍い音がした。酔っていても相手はライチュウだ。ピカさんが反動でよろめくほどのダメージをもらった。それと同時にギャラリーがさらに沸く。

「ハッハーwwライチュウはピカチュウのエヴォリューションしたポケモンねーwwwwよってピカチュウがなどアウトオブガンチュウwwwwwwwwwwwwwww」

「………」

 さて、ダジャレはスルーして………。

 ピカさんはよく耐えた。

 よってこれでお終いだ。

「ピカさん……【カウンター】」

「ビカッ……(あんちゃん覚悟できてるんだろうな?倍返しだ!!)」

「「ファッ!??」」

 やられたらやりかえす。それがピカさん。

 ライチュウはピカさんのカウンターによってぶっ飛んだ。

 もうポケモンワザじゃないよな、殴るって……

 そんでもってちょうど後ろにいたマチスと衝突するわけだが、そこで追加のダメージを負って戦闘不能になった。白目向いてやがる。

 運も良かったが、中途半端にダメージを与えたのが悪かったな。それがお前らの敗因だ。

「ウ、ウィナー、ハルト!!」

「……おう」

「ビッビカチュウ!」

 試合終了。

 こうしてあっけなくも俺はマチスに勝利し、タケシにマチスのポケットを漁らせてはオレンジバッジを手に入れるのであった。

 そして腐女子が湧いたがな……

 あと、ピカさんと勝負させろというトレーナー共が煩わしかった。ビッチもな。

「おめでとう、ハルト。ポケモンバトル、観ていたわ」

「……ん」

 ナツメが頭を撫でてきた。

 今は別に嫌じゃない。

 それより、ナツメは1人だった。

「あぁ、他の二人はきてないわ。カスミは彼氏探しするって言ってたわね……」

 早く彼氏見つけてほしいな……俺の貞操のために。

 それよりもエリカの事だけども。

「察しなさい」

 察したくもないんだが。

「……もう一度、謝ってくる」

 俺はこの後船内に戻ってずっとエリカの部屋の前でウザイほど謝りまくった。

 お許しが出たのは2日目のディナーが終わってからだったかなー……

 ただ、
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