10話:ろくでもない奴ら
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が俺を慰めてくれる。
「お前…実はイイ奴だったんだな」
「失礼ね、最初から私はイイ奴よ」
よし、誰かとポケモン勝負でもしよう。
ナツメ以外で。
勝てそうな奴を探して……
「ヘイ、ユー。ビッチガールズとつるんでいるマセガキボーイww」
「あ??」
「暇ならミーとポケモン勝負するデース。ユーにならミーでも勝てそうデースwwww」
「……上等だよクソッタレが。おい、おっさん。俺が勝ったらバッジもついでにくれよ」
「OK!OK! ユーがミーにビクトリーしたらこのオレンジバッジをスペシャルにくれてやるデースwwww」
トレーナーを散策していたらカモがネギを背負って勝負を仕掛けてきた。
クチバのジムリーダー・マチスは……朝から酒飲んでるな。ヤケ酒のようだが。
「ゴーwwミーのライチュウwwww」
「ライライッwwww」
やはりマチスはライチュウを繰り出してきた。
「ミーのポケモンはライチュウオンリーデースwwでもwwバッツwwユーは何体ポケモンをチェンジしてもOKデースwwww1on6でもノーマンタイwwwwビコーズwwwwユーみたいなベリーチャイルドにハンデをテイクしてあげるのがジェントr……オゲェェエエ」
「………」
吐くぐらいにテンション上げすぎだ。
最後ら辺何言ってるのかわからんかった。
「ライライwwライライチュウwwオロゲェェェエエwwwww」
ライチュウが貰いゲロ……
「さて、ピカさんこんな雑魚はさっさと片つけようぜ……」
「ビカッ……」
ピカさん一体で十分だな。
「審判は、全国のジョーイ&ジュンサーファンであるこの俺ことタケシに任せてくれ」
「これ、公式戦だからな。ちゃんと俺が勝ったらバッジは貰うからな」
「オーケー、その時は俺が責任持ってバッジを渡そう。さぁ、試合を始めてくれ」
ゴングの金が鳴った。
朝一のポケモンバトルはジムリーダーとショタが戦っているということでギャラリーはそこそこいたりいなかったり……
「おいおい、この勝負もう勝ち見えているだろ、あのライチュウさっきから吐いてばっかじゃん。足元がフラフラだぜ? いいなー、これでバッジ貰えるんだからなー」
「でも、あっちのハルトって奴のポケモン見てみろよ? 珍種かよあのピカチュウ。ありゃ、相当体怠けてるぜ。ぶくぶく太ってらぁ、ポテチ食ってる場合かよ」
何やらモブたちが煩いが。
いつものように、試合が始まるとポテチを食べるスピードを早めるピカさん。
完食してはいつものように空になったポテチの袋を丸めて俺に返してくる。
それだけでギャラリーが沸くんだが……
「
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