暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜プロデュエリストの歩き方〜
エピソード4 〜入学試験デュエル〜
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【古代の機械兵士】 ☆4 DEF1300
【古代の機械巨人】×3 ☆8 ATK3000

「さぁ、シニョール紫苑どうするノーね。手札ばかり増やしてもこの布陣は崩せないノーね。守ってばっかりだと試験には合格させてあげられないのーね。
(ワタシの伏せカードは【奈落の落とし穴】と【デストラクション・ジャマー】たとえ、強力なモンスターを出しても破壊。効果でゴーレム達を破壊しに来ても無効化なノーね。これでワタシの勝ちで汚名返上なノーね)」

「ドロー。さて、そろそろ動きますか。ヴァリーの第二の効果を発動。もう一体のヴァリーと一緒に除外してカードを2枚ドロー。やっときたよ!
いきます!墓地の機械族・光属性のモンスター全てを除外して
いでよ!最終殲滅兵器!【サイバーエルタニン】!!」

竜の顔を模した巨大な機械が突如出現する

「このカードの攻撃力はこのカードを特殊召喚する際に除外したカード×500になります。除外したのは15枚。よって、攻撃力は6000!」

【サイバー・エルタニン】 ☆10 ATK7500

クロノス先生のゴーレムや海馬社長のブルーアイズの攻撃力の2倍以上!
会場にどよめきが起こる。

「待ったなノーね!トラップカードオープン【奈落の落とし穴】なノーね!エルタニンには退場してもらうノーね」

出てきた早々時空の彼方に飛ばされる最終殲滅兵器(笑)ww

「だけど、エルタニンの特殊召喚は成立しているので効果は発動されます。
やれ、エルタニン!《コンステレイション・シージュ》」

消えていくさなか、エルタニンが目も眩むような強烈な閃光を放つ。そして、それが止むとクロノスの場に居た巨人軍団は跡形もなく消え去っていた。

それを見た観客が再びどよめき、クロノスは慌てる

「な、なんでなノーね!?【デストラクション・ジャマー】が発動しなかったノーね!?」

「エルタニンの除去効果は破壊じゃなくて、墓地に送る効果なんです。だから、モンスター破壊効果を無効化する【デストラクション・ジャマー】じゃ防げないんですね。せめて、【天罰】とかで効果そのものを無効にしないと。あと、その伏せって【デストラクション・ジャマー】でしたか、」

「し、しまったノーね!?」

せめて、演技かなにかしろよ!正直過ぎるぞこの人!

「次いきます。魔法カード【アームズ・ホール】を発動。デッキトップを墓地に送り、デッキから【女神の聖剣ーエアトス】を手札に加えます。」

『ようやく、私の出番が来るようですね…長かったです』


アームズ・ホール発動と聞いて、外野どもが嘲笑する

曰く、プレイングミスだ
曰く、召喚権無しでどーやって勝つ
曰く、先にモンスターを召喚しておくべきだったな

普通ならそうなの
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