エピソード4 〜入学試験デュエル〜
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勝てたな。下手したらあの人本気で潰しにかかってたぞ。」
「君が最後だ。早く行きたまえ」
黒服の男に促されて、デュエルフィールドへと上がっていくと観客席から男ども歓声があがる。
絶対、俺の容姿見て可愛いとか思ってるだろ!あいつら
『ホモがたくさん居ますね〜。まぁ、遠くから見たら絶対男とはバレないような容姿ですけど…あっ!近くで見てもバレないか』
「喧嘩売ってる?」
『スンマセンでした!このデュエル、精一杯努力するので黒いオーラを振りまくのはやめてください」
速攻土下座をするエアトス。もう精霊としての威厳がないな
◆
「受験番号0番の叢雲 紫苑です。よろしくお願いします。」
「ヌググ、ドロップアウトボーイに負けて悔しいのーね。この子に買って汚名を挽回するノーね。」
ハンカチを歯噛みしながら唸る。
それで教師が務まるのかよ!?
「八つ当たりとか勘弁です。あと、挽回するのは名誉であって、汚名は返上するものですよ」
「うるさいノーね。ごほん、ではデュエルを始めるノーね。準備はオーケーですーか、シニョーラ紫苑?」
「準備はできてますよ。あと、俺はシニョーラではなく、
シニョールだ!」
「マンマミーヤ!!??男だったのですーか?それは失礼したノーね。では、気を取り直して、デュエルなノーね。」
「デュエル」
紫苑LP4000 クロノスLP4000
「先行は譲るノーね。」
「どうも。俺のターンドロー。これって…」
手札を確認すると、何故か一ターン目からエアトスのカードが…
『頑張りましたよ、ほんと。1ターン目から手札にくるようにするのは』
おまえの仕業か!!だいたい1ターン目からおまえはいらん!他のキーパーツが揃ってねーんだよ!
「どうしたノーね?手札事故でスーか?」
「はぁ、手札から【サイバー・ラーヴァ】を守備表示で召喚。さらにカードを一枚伏せて、永続魔法【強欲なかけら】を発動してターンエンドです。」
【サイバー・ラーヴァ】 ☆1 DEF600
「ワタシのターン、ドローなノーね。手札から【トロイホース】を召喚するノーね。さらーに、魔法カード【二重召喚】を発動して、このターンもう一度召喚できるノーね。場の【トロイホース】を生贄に【古代の機械巨人】を召喚するノーね。」
【古代の機械巨人】 ☆8 ATK3000
ゴゴゴという音を立てながら、天井につきそうなほど巨大な機械巨人が登場する。
1ターン目でエースか。さすがだよななんて呑気に構えている紫苑。
だが、周りからはあいつ終わったななどと声が聞こえてくる。
「バトルなノーね。いけ、【古代の機械巨人】でラーヴァに攻撃!ア
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