エピソード4 〜入学試験デュエル〜
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「わかった…使えばいいんだろ」
『生贄とかトレード・インの素材とかやめてくださいね。ちゃんとデッキのエースとして使ってくださいよ』
「っち」
『舌打ち!?え?えぇ?ちゃんと使ってくださいよ!』
「へいへい……わかったよ。」
さて、エアトスがエースとなると次元帝か?けど、エアトス出す前に決着が尽きそうだがらな。そういえば、アレがあったな。ちょっと展開は遅いけど大丈夫か
◆
「うわぁぁぁぁぁぁ!!遅れるぅぅぅぅぅ!」
周りを行き交う人たちは何事かと此方を見ているがそれすらも無視して走り続ける人物が約二名。
「お?あんたもデュエルアカデミアの入試受けるのか?俺は遊城十代、よろしくな」
「ん?あぁ、俺は叢雲紫苑、よろしく。って、自己紹介している場合じゃない!急げ!」
信号で足止めを食らい、同じ境遇である二人は信号が青に変わるとまた走り出す。それをなんども繰り返し
◆
「「着いたーーー!!!」」
やっとのことで目的地に着いた二人は肩で息をしていた。途中、ツンツン頭の人にぶつかって、十代が「ラッキーカードだ」とか言って何か渡されたりしていた。
「ちょっと待ったぁぁぁぁ!受験番号110番の遊城十代だ。まだ大丈夫ですよね?」
「え〜と、受験番号0番ってあってますか?叢雲紫苑です。交通機関の遅れで遅刻しました。」
「!?あぁ、君か推薦生徒というのは、早く中に入りたまえ。」
受付の黒服の一瞬迷ったようだが理由が理由なので受付を済まして会場へと通してくれた。それと0番という言葉に結構驚いていた。
中に入るとすごい熱気に包まれており、デュエルはまだ残っており、生贄召喚をしただけで歓声が上がり、プレイングミスをすると嘲笑の言葉が飛び交う。
「これは結構ひどいぞ…リバースモンスターを攻撃表示で出すなよ…」
下手をすれば小学生でもしないようなミスが普通に発生しており、誰もそこにつっこまない。ただ嗤うだけ。ミスはこの場の独特の雰囲気と緊張のせいかもしれないがそれでも目に余るものがある。
「なんか…心配になってきたぞ。あんまり目立たないようにしよう」
◆
「ラストだ!【E・HERO フレアウィングマン】で【古代の機械巨人】を攻撃!《スカイクレパーシュート》!!」
「まんまみーや!?負けてしまったのーね!?」
デュエルを観戦しているとちょうど十代が顔面白塗りで独特なデュエルディスクを使用している試験官に勝ったところだった。
その人物について、黒服の人に尋ねると実技の最高責任官のクロノス・デ・メディチという名前らしい。
「古代の機械か。よく
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