装填2 緋色と闇と、非日常
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「どうやってんのよ、それ?」
アリアは俺に銃弾が届かない訳を聞いてきた。
「敵対者に教えるか…って言いたいところだけど特別に教えてやる。
俺は無詠唱で一部の魔法を使える。
んで簡単な防御魔法の一つ、風花 風障壁を展開して防いだんだ。
この魔法は10トントラックの衝突にも耐えられるからな」
連続使用できないがそんな弱点まで教えてやる必要はないしな。
それに某白髪の少年のような曼荼羅の障壁は俺にはまだ使えない。
「銃弾が効かないなんてやりにくいわね」
アリアはそう言って銃をしまい、今度は背に隠している日本刀(小太刀)を二本抜いて切りかかってきた。
「小太刀の二刀流と二丁拳銃の使い手か…〈双剣双銃〉の二つ名は伊達じゃないな」
俺は《闇き夜の型》を発動させ、回避すると闇の魔法 術式兵装を展開した。
「来れ 深淵の闇
燃え盛る大剣!!
闇と影と憎悪と破壊
復讐の大焔!!
我を焼け 彼を焼け
其はただ焼き尽くす者
奈落の業火!!!
固定!!!
掌握!!
術式兵装」
闇の炎を体内に取り込んだ。
「獄炎煉我」
漆黒の闇に染まった俺を見てビビるアリア。
ガタガタ震えてる。
そういえばアリアはお化け系苦手な方だったな。
「解放?? 炎の精霊 59柱!! 集い来りて 魔法の射手 連弾火の59矢」
俺は震えてるアリアに向けて初心者レベルの魔法を放った。
魔法の射手の威力を示すと、矢一発分はストレートパンチ一発分に相当する。
つまり俺はアリアに対し59発分のストレートパンチを放ったことになる。
それも《破壊属性》の火の魔法でな。
「みぎゃぁ…」
モロに俺の魔法をくらいアリアは吹っ飛んでいった。
「そこまで??
勝者、八神。
誰か神崎を救護科まで連れていってやれや〜」
それまで黙っていた強襲科一の問題教師、蘭豹
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