装填2 緋色と闇と、非日常
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じ上位古代語魔法の一つ。
強力な吹雪と暗闇を発生させて攻撃できる魔法が俺に遅いかかってきた。
「来れ雷精 風の精!! 雷を纏いて 吹きすさべ 南洋の嵐 雷の暴風!!! 」
とっさに今の俺が出せる最強の魔法で雪姫の魔法を相殺させたが雪姫はこれも読んでいたようで魔法が相殺されるやいなや、次の魔法を放ってきた。
「来れ氷精 爆ぜよ風精 弾けよ凍れる息吹!! 氷爆!! 」
空気中に大量の氷を瞬時に発生させて、凍気と爆風で相手を攻撃することができる魔法を放ってきた。
「ちょっ……何で殺す感じになってんだよ??」
「いや、楽しくてつい…」
「つい、じゃねぇよ??」
どんだけドSなんだよ?
「ほら言うだろう。好きな奴ほど殺したくなるって!」
「言わねぇよ??」
それを言うなら好きな人ほど虐めたくなる、だろ??
ってどっちにしろ駄目だろ??
雪姫の魔法は凄まじくその後も殺傷能力が高い魔法を次から次へと繰り出してきた。
「氷神の戦鎚??」
巨大な氷塊を作ってぶつけてきたり…。
「冥府の氷柱」
大質量で柱状の氷塊を出現させて落としてきたり…。
「凍てつく氷柩!! 」
氷柱に対象を封じ込めることができる呪文を放ったり。
終いには…。
「来れ 虚空の雷 薙ぎ払え!
雷の斧!!!」
苦手な筈の電撃系の魔法まで繰り出してきた。俺がまだ取得中の魔法を…。電撃系が得意な俺がまだ十分に使いこなせない魔法を……な。
「ぅぐ……」
直撃こそしなかったが掠っただけでダメージがデカイ。
「どうした?この程度ではあるまい。貴様の能力は……」
「やってやるよ??」
やってやる。やられぱなしで武偵が務まるかー。
「「来れ 虚空の雷 薙ぎ払え
雷の斧!!!」」
全く同じ魔法がぶつかり合い、辺り一面は雷の閃光と轟音が鳴り響き森の中は落雷の直撃を受け木々は落雷により発生した火によって燃えはじめた。
俺は雪姫の魔法を受け地面にぶっ倒されたが雪姫は……。
「ふん。まあまあ……だな。
まだまだ甘いが合格としてやろう」
そんな声が響き、顔を
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