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闇の魔法使える武偵はおかしいか?
装填2 緋色と闇と、非日常
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称して極寒の雪山に放置するような奴だからな。
「最初に言っておくがこのダイオラマ魔法球の中に入ったらまる一日中(・・・・・)外に出れない(・・・・・・)からな?
そこんとこ注意しとけよ?」
うん。知ってるけど。
1番ほしい魔法具だったからな。
「はい!」とテキトーな返事をしておいた。
「では入るぞ?」
雪姫が丸い水晶に触れると雪姫の姿は一瞬でこの場から消えた(・・・)
俺は雪姫と同じようにダイオラマ魔法球に触れると俺の身体が光に包まれ気がつくと外界と完全に引き離された水晶の内部、ダイオラマ魔法球の中に入っていた。
俺が現れた場所は城の外壁にある召喚場で足元には魔法陣が描かれている。
雪姫は俺の前に移動するダイオラマ魔法球の事を色々説明してきた。
いわく、ダイオラマ魔法球は1日、つまり24時間経たないと外界へ出れないこと。
昔話の浦島太郎の逆でこっちの1日は外界(現実世界)の1時間に相当するということ。
ようはこっちで丸1日過ごしても現実の時間ではわずか1時間しかたたないという時間チートな魔法具だ。
「便利だな。さすが魔法!
あるんならもっと前から使ってくれよー」
雪姫に文句を言うと。
「聞かれなかったからな」
とニヤついた顔で言いやがった。

森の中にやって来ると。
雪姫は…。

「この辺でいいだろう?
貴様が使える全力(・・)の力で来い??」
雪姫はそう言い、俺が返事を言う前に魔法の詠唱を始めた。
「 集え氷の精霊 槍もて迅雨となりて 敵を貫け      氷槍弾雨(ヤクラーティオー・グランディニス!!)
多数の氷の槍を飛ばして攻撃してきた。
慌てて回避行動をとったが腹と足に何本か喰らってしまった。ものすごく痛い。
「どうした?
この程度か貴様の魔法は?(力は)
雪姫はそんな風に挑発してきて俺に新たな魔法を放ってきた。
闇の精霊(ウンデトリーギンタ)29柱??(スピーリトゥス・オグスクーリー)    魔法の射手(サギタマギカ)連弾(セリエス)・闇の29矢!!(オブスクーリー)
謎の黒い弾丸を飛ばしてきた。
くっ……雪姫の奴。どうやら本気だ。
雪姫の実力をよく知っている俺は俺の全力で行くことにした。
俺は『闇き夜の型』(闇モード)を起動させ咄嗟にその場を飛び跳ねて魔法の矢を躱したが雪姫はその動きを読んでいたようで俺の回避先、着地先へ魔法を放ってきた。
来たれ氷精(ウェニアント・スピーリトゥス)闇の精!!    (グラキアーレス・オブスクーランテース!! ) 吹雪け(フレット・テンペスタース) 常夜の氷雪(ニウァーリス)
      闇の吹雪!!!」(ニウィス・テンペスタース・オブスクランス)
雷の暴風と同
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