装填2 緋色と闇と、非日常
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ち上がり俺の目の前にくると俺のワイシャツのボタンを外しはじめた。
「ちょっ…何を??」
「黙っとれ!」
雪姫は俺の身体に触れると何かを確認するかのような動作で俺の身体中を触りはじめた。
「なっ??」
「腕に力を魔力を集めろ!」
言われた通りに魔力を集中させると…。
「ふん。ずいぶんと馴染んできたようだな」
俺の腕や背中に現れている紋章状の魔素痕を確認した雪姫はそう呟いた。
「やはり、貴様は…」
雪姫は何やら呟いたが声が小さくて最後まで聞こえなかった。
「何か言ったか?」
「何でもないわ!」
そう言った雪姫に押し倒された。
雪姫のその綺麗な顔が近づく。
……ッ??
な、何赤くなってんだ俺の顔。
ゆ、雪姫だぞ??幼女に見えて中身600歳の婆さんだぞ??
落ち着け、落ちつけ、俺。
「光。実はな…お前にずっと…ずっと伝えたい事があったんだ」
雪姫がその綺麗な顔を俺の口先数cmまで近づけてきた。
な、なんだよ?なんで雪姫あんたまで顔を赤く染めているんだよ?
「ずっと言おうかどうか迷っていたが……もう我慢できん」
え?え?なんなの。
入っちゃた?雪姫ルート入った?
雪姫の顔が俺の唇に近づき俺は全ての行為を彼女に任せる為に瞳を閉じた。
まだか、まだか?さぁ、雪姫かも〜ん。
峰不二子に対するリュパン3世の心境で雪姫がするのを待った。
「うむ。では……いただきます??」
「…ッ??」
雪姫の唇が俺の首筋に触れ勢いよく血を吸われた。
「あぎゃあああああ」
チュ〜〜〜〜とされ続け、俺の意識は暗闇の中に沈んでいった。
「はっ??」
目を覚ますと俺は雪姫の家のベッドで寝かされていた。
首筋に手を当てると傷跡はなかった。
どうやら夢をみてたらしい。
「起きたか」
部屋に入ってきた雪姫は変化していた。
背は高く、胸もいつものちっぱいではなく巨乳になっていて顔つきも大人になっている。
年齢詐称薬を使ったようだ。
「やはりお前の血は美味かったぞ!
傷跡なら心配するな。救護科の近衛が直したからな」
そういう問題じゃねぇだろ!とツッコミたかったがなんか突っ込んだら負ける気がした。
「もうロリは飽きたのか?」
そう聞くと雪姫は。
「お〜や〜。ロリコン好きの光君はあっちの私の方がいいのかな〜」
意地の悪い笑顔を浮かべてそんなことを言ってきやがった。
「違げぇよ??」
俺はロリコンじゃない。じゃないよな?
なんだか不安になってきた。
「不治の病露理魂にはかかってない……はずだ」
自信がないのは最近、アリア
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