装填2 緋色と闇と、非日常
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あり、F〜からSまであるが通常はFは格付けされないランクで、Sランクは《超人》といってもいいくらい人間離れしている奴らがなる。
通常のランクはE(落ちこぼれ)からA(優等生)が一般的だと俺は思っている。
Sより上にRランクなんていう世界中に7人しか格付けされてないランクも存在しているがあれは《人外》だと俺は思う。
Aランクですら敵対したくないのに(ランク的にはAランクは束になってもSランクには敵わないが)Sランクみたいな超人との敵対は避けたい。
だが、俺をこの世界中に送り込んだドSの女神様は甘くなかった。
何が言いたいかというと俺の目の前に『超人武偵』の一人。
神崎・H・アリアがいた。
「遅い…淑女を待たせるなんて紳士失格ね!」
出会い頭からツンツン口撃をしてくる万年145cm。
「…な、なんでいるんだよ?」
俺は思わず項垂れてしまった。
「ここにアンタがいるからよ」
「答えになってないだろ??」
会話のキャッチボールができてない。
「アンタがSSRで訓練してるって聞いたからわざわざ放課後まで待ってたのよ」
だ・か・ら・なんで俺を待つんだよ?
「俺はお前に用はねぇよ」
「あたしはあるのよ」
アリアは太ももからモロに見えてる(武藤いわくガンちら)銃を抜き放った。
ガガン。
という銃声が鳴り響き俺の右胸へ銃弾が当たった。
「…やっぱりね」
いきなり銃弾をぶっ放しやがったアリアは《こうなる事を》確信していたかのように冷静に落ち着いて銃弾の最期を見送った。
俺の右胸に向けて放たれた銃弾は右胸に当たる直前で見えない《壁》に阻まれて地面へ落下した。
「いきなり銃弾ぶっ放しといて言うことがそれか??」
嫌だもう、俺は金次みたいなドMじゃないからアリアみたいなツンデレの相手は無理だ。
「どうせ効かないんでしょう?」
オイ、効かないなら銃撃してもいいのか?
もう少し常識を持ってくれ??
「ここは日本だ。
アメリカみたいに銃撃で挨拶する文化はねぇ!」
ほんとこれだから銃撃斬撃依存症の強襲科の奴らは嫌なんだ。
「うるさい、うるさい、うるさーい。
アンタ銃撃しても死なない変態でしょー。
愚痴愚痴文句言ってんじゃないわよ!」
ひでぇ、酷すぎる。
何この扱い?
「……何しに来たんだよ」
アリアに言いたいことは沢山あるがまずは一番聞きたかった質問をした。
「わからないの?」
「わかるかよ??」
いきなり来て銃弾ぶっ放す奴の行動なんかわかるか。
俺は読心術を使える超能力者や魔法使いじゃねぇ…いや、魔法使いだけど。
アリアはそんな俺の態度が気に入らなかったのか俺に人差
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