エピソード3 〜入学試験前日〜
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望月シオンもとい叢雲紫苑はプロデュエリストとなってから、久々に学校も仕事もない休日を謳歌していた。というか、二度寝をして惰眠を貪っていた。
が、それすらも某社長によって破壊されるのはご愛嬌。
◆
「なんで、社長が俺の家に来てるんですか…」
「きさまが電話に出ないからだろう」
さも、当然の如く言ってのける海馬瀬戸。
いや、電話に出ないから家に押しかけるとか強攻策すぎるでしょ
「せっかく、久々のオフの日を満喫しようとしてたんですけど!!」
声を荒げて社長に迫る。
実際、プロになってからというもの学校の合間に試合を入れられ、家に着いてそのままぶっ倒れたことも何度か…
プロ二年目になり、幾つかのリーグでチャンピオンの座を手に入れた紫苑は、昨日には一日に三回ものチャンピオン防衛戦をやるハメになっていたりしていた。
普通、中学生にやらせる仕事量じゃねぇ!!と終わった後に叫んでいた紫苑
ちなみに機会族、植物族、魚族のリーグの防衛戦をやった紫苑だが、無事に勝ちました。
「海馬ボーイ、紫苑ガール、喧嘩は駄目デース」
どこからともなくわいてきたペガサス会長。
海馬が来たときにはいなかったはずだが?どうやって入った?
「ガールじゃなくて、ボーイですよ!?てか、どうやって、入って来たんですか!」
「プリティなガールが出迎えてくれたのデース。」
「は?」
現在、同じプロデュエリストであり、アカデミアに入学している姉は向こうで寮生活の筈だから、俺一人のはずなんだが?
「マスター、お茶入りましたよ〜♪」
と、紅茶とお茶請けのクッキーを持ってきた魔法少女風モンスターブラックマジシャン・ガール
「マナァ〜…なんで、勝手に実体化してんだよ!」
「いや〜、懐かしい人たちが来てるから会いたいって、アバターさんにお願いしたらゲート開けてくれたんだ♪
あ、お久しぶりです、海馬さん、ペガサスさん」
ぺこりとお辞儀をするブラックマジシャン・ガール(通称マナ)
「おい、紫苑。こいつは遊戯の精霊じゃなかったのか?」
「いや、なんか…
『遊戯さんが新しいマスターを見つけておいで』ってマナに言ったらしくて、突然おれのところに来て、今日から私のマスターになってくださいとかなんとか…」
「そ、そうなのか…しかし、お前は本当に精霊を実体化させられたのだな」
「えぇ、俺もアバターに教えられて、知りましたよ。あ!そうだ!社長に会いたいって言ってる精霊が居たんだ!!」
精霊が見え、なおかつ実体化させられる俺はデュエルモンスターズの精霊達の仲介役になっていたりする。見返りとして、精霊界の特産品とかカードを貰ったりしているが
「
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