暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜プロデュエリストの歩き方〜
エピソード3 〜入学試験前日〜
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、どうして?」

「少し違うな。ただ普通に学園で過ごして思ったことを伝えてくれればいい。理由の方だが、実力に応じて三つに寮を分けているのは知っているか?」

「えぇ、ホームページとかので見たんで」

確か全寮制で成績優秀順にオベリスクブルー、ラーイエロー、オシリスレッドだっけ?あと、女子は人数の関係上全員ブルーに配属されるらしい。
てか、オベリスクを最上位に持ってくるのがこの人らしいよな…普通そこはラーだろ。
余談だが、アカデミア中等部のクラスはX,Y,Zとなってるらしい。モロ社長の愛用カードの【XYZードラゴン・キャノン】である。お願いだから、自分の好きなカードをネーミングに使わないでほしい…センスの欠片もない。


「おい、何か失礼なことを考えていないか」

「イ、イイエ。ナンニモナイデスヨ。」

あっぶねぇ、バレたらアタッシュケースで殴られるところだった。


「で、入試っていつでしたっけ?」

「明日だ」

「は?今なんと?」

「マジですか!?なんで今日この話しをするですか!!もっと早く教えてください!」

決めてから24時間以内に入試ってどういうことだよ!?
まぁ、忘れてた自分も悪いけど今その話を持ち出すあの人もあの人だな!?オイ!
筆記で落ちそうだよ…泣

「あぁ、筆記だが心配するな。おまえは推薦生徒ということで話を通してやる。あと、向こうでのおまえの部屋だが、プロとしてあまり見られたくないカードもあるだろうから一般生徒とは別に用意させよう。あと、おまえとおまえの姉がプロと知っているのは鮫島だけだからな。あまり目立つ行動は避けたほうがいいぞ。お前も高校三年間がファンにつきまとわれたくないだろうからな。」

「それを先に言ってください!!あと、マジであの人プロってばれてなかったんですか?ばれずに卒業できたあかつきには世界滅ぶんじゃないですか?」

「まぁ、お前の姉の性格を考慮するとそうだな。だが、世界を滅ぼすことができるのはおまえも同じだろ。」

「多分、できるけど、絶対やりません。遊戯さんと社長を同時に相手なんかしたくないですし…」

実際やればできる…と思う。手当たり次第に精霊を実体化させれば…

「そこは無理とは言わないのはさすが…というべきか?」


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