エピソード3 〜入学試験前日〜
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
、どうして?」
「少し違うな。ただ普通に学園で過ごして思ったことを伝えてくれればいい。理由の方だが、実力に応じて三つに寮を分けているのは知っているか?」
「えぇ、ホームページとかので見たんで」
確か全寮制で成績優秀順にオベリスクブルー、ラーイエロー、オシリスレッドだっけ?あと、女子は人数の関係上全員ブルーに配属されるらしい。
てか、オベリスクを最上位に持ってくるのがこの人らしいよな…普通そこはラーだろ。
余談だが、アカデミア中等部のクラスはX,Y,Zとなってるらしい。モロ社長の愛用カードの【XYZードラゴン・キャノン】である。お願いだから、自分の好きなカードをネーミングに使わないでほしい…センスの欠片もない。
「おい、何か失礼なことを考えていないか」
「イ、イイエ。ナンニモナイデスヨ。」
あっぶねぇ、バレたらアタッシュケースで殴られるところだった。
「で、入試っていつでしたっけ?」
「明日だ」
「は?今なんと?」
「マジですか!?なんで今日この話しをするですか!!もっと早く教えてください!」
決めてから24時間以内に入試ってどういうことだよ!?
まぁ、忘れてた自分も悪いけど今その話を持ち出すあの人もあの人だな!?オイ!
筆記で落ちそうだよ…泣
「あぁ、筆記だが心配するな。おまえは推薦生徒ということで話を通してやる。あと、向こうでのおまえの部屋だが、プロとしてあまり見られたくないカードもあるだろうから一般生徒とは別に用意させよう。あと、おまえとおまえの姉がプロと知っているのは鮫島だけだからな。あまり目立つ行動は避けたほうがいいぞ。お前も高校三年間がファンにつきまとわれたくないだろうからな。」
「それを先に言ってください!!あと、マジであの人プロってばれてなかったんですか?ばれずに卒業できたあかつきには世界滅ぶんじゃないですか?」
「まぁ、お前の姉の性格を考慮するとそうだな。だが、世界を滅ぼすことができるのはおまえも同じだろ。」
「多分、できるけど、絶対やりません。遊戯さんと社長を同時に相手なんかしたくないですし…」
実際やればできる…と思う。手当たり次第に精霊を実体化させれば…
「そこは無理とは言わないのはさすが…というべきか?」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ