エピソード3 〜入学試験前日〜
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もらおうと思ってそれらのカードを渡しにきたんデース」
そう言うとアタッシュケースを開き、白色カード三枚と黒色のカードを一枚、紫のカードを一枚取り出す。
◆
今から五年前、プロになる三年前に遊戯王デュエルモンスターズ界に革新的な出来事があった。それがKC社とI2社が共同で開発した新たな召喚方法。
チューナーと呼ばれる特殊なモンスターと他のモンスターのレベルの合計を合わせて召喚する【シンクロ召喚】と同じレベルのモンスターを合わせて召喚する【エクシーズ召喚】だ。これらは瞬く間に人気になった。
しかし、そのパックからの入手率は1%にも満たないという鬼畜っぷり…
◆
「……ボーイ……紫苑ボーイ!急にぼーっとしてどうしたのデース」
「!?へ?あ、はい!大丈夫です。ちょっと考え事を」
いかんいかん、へんな電波を受信してしまっていた。
「それでこのカード達を受け取ってくれますか?」
そう言うと、さっきのカードをよく見える位地に置いてくれる
「っ!?これって!!」
白い3枚のカードは
ナチュル・ビースト、ナチュル・パルキオン、ナチュル・ランドオルス
黒いカードはナチュル・ガイアストライオ
紫のカードはナチュル・エクストリオ
どれもナチュルのカード…自分が使うカードたちの仲間だった。
「それらはユーに使って欲しくて作ったカードデース。どうか大切に使って欲しいのデース。」
「っ!!??ありがとうございます!」
「よかったでーす。では、用も済んだので帰ることにしまーす」
「あ、私が送って来るね〜〜。あと、よかったですね、仲間が増えて。けど、私たちも使ってくれなきゃ嫌ですよ♪」
パタパタとペガサスの後を追っていく。
のちに、おまえは母さんか!?とツッコミを入れたら、自称良妻魔法少女ですと言い返してきた。魔法少女が良妻って……
◆
「さて、俺からのようだが」
「むちゃくちゃ唐突に始めますね。もっと順序というものが…」
「そんなものは知らん。で、紫苑、お前は高校はどうするんだ?」
「それはまぁ行きますよ。」
「そうか、ならデュエルアカデミアに行く気はないか?」
「ん〜、元々そのつもりですよ。あと、そっちには姉ちゃんがいるで。」
姉ちゃんは俺の二歳上だから、俺が入学する時には3年生か〜。
入ったら入ったらで姉妹としか見られない気がする…あと、姉ちゃんも同じプロデュエリストとしてデビューしているがそのことはばれているのだろうか。ニュースとかで報道されてないからばれてないのか?
「そうか、話しが早い。実はついでにアカデミアの内部調査を頼む。」
「え?スパイでもしろってことですか?けど
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