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FAIRY TAIL 忘却の最期
第12話 ナツVS.エルザ
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立ち上がる。

「やっぱり放っておけない!証言をしに行きましょう!」

「まあ待て」

それをマカロフが引き止めた。

「何言ってんの!?これは不当逮捕!判決が起きてからじゃ間に合わないわ!!」

「ダメだルーシィ。今から評議員の裁判所に向かっても、どうしても判決には間に合わない」

「何言ってんのラスト!?アンタエルザが心配じゃないの!?」

「出せー!ここから出せー!!」

「ホントに出してもいいのか?」

マカロフにそう言われた後、ナツは急に黙りだした。

「ん?どうした、急に元気がなくなったな?」

マカロフは魔力弾を撃ちナツに当てると

「どわぁ!?」

トカゲだったナツが、マカオに変わっていた。

「マカオ!?」

「ええええええ!?」

「す、すまねぇ。ナツには借りがあってよぉ」

マカオはナツに扮したトカゲに変身し、ナツを評議員のフィオーレ支部へ向かわせていたようだ。

「じゃあナツは!?」

「まさかエルザを追って!?」

「シャレになんねーぞ!あいつなら評議員すら殴りそうだ!」

「全員黙っておれぃ!!静かに結果を待つがよい」

狼狽えるギルドの皆を一喝し、不安を覚えながらも静かに待つことにした。

そして、日が落ち始める頃

一羽の伝書鳩がギルドの中に入ってきた

「何だ?」

「マスター、評議員からです。」

「うむ」

マカロフは伝書鳩が送ってきた文書に目を通すと

「はぁ、やはりの」

大きくため息をついた

「安心せぃ、エルザは明日帰って来れるそうじゃ」

それを聞き、ギルド内に安堵の空気が流れた。

「よかった〜」

「無罪になったってことだな」

「でも何で・・・」

「ラスト、話してやれぃ」

「え?あ、はい・・・」

ラストは、今回の逮捕騒ぎの説明を始めた。

「今回の逮捕は形式だけの逮捕だったんだ」

「形式だけの逮捕?」

「魔法界を取り締まる評議員としては、その姿勢を見せて犯罪を犯させないようにしているんだ」

「って、ことは・・・」

「ああ、有罪にはなるが懲役等の罰は受けない。」

「何だそれで・・・」

ルーシィは安心してため息を漏らす

「すまんルーシィ、もし本当に逮捕されている場合を考えてぬか喜びさせたくなかったんだ」

「ううん、別にいいよ」

「ということじゃがな・・・ラスト。エルザとバカモノを迎えに行ってくれんか?」

「俺がですか?」

「評議員からの指名でな。」

「え!?」

評議員は、迎えにラストを指名した。
その事実にギルドの全員が驚いた。

「何でラストなんだ?」

「まだ
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