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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第4章 俺の幼馴染とテロ屋さんが修羅場すぎる!
第60話 皆のお仕事
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願いね」
まさか、まさかこいつ……!
「おい祐斗! いつものってまさか、そういうご奉仕を毎回この人に!?」
「えぇっ!? ウソ!? 木場くんそんなことを!?」
「木場! 貴様なんて不埒な!! 見損なったぞ!!」
こいつ火織が好きなんて言っておきながらなんて依頼を! 見ればイリナとゼノヴィアも憤ってる様子! アーシアも困惑してるし、レイナーレなんか汚らわしい物を見るような目つきだ!
しかしながらそんな非難の視線を受けた祐斗はというと、俺達の態度に苦笑するだけだった。……どういうことだ?
「はい。材料の方は?」
「そ・こ・よ ?」
「「「「「……??」」」」」」
美香さんの指さした先には……何の変哲もないスーパーのビニール袋が。袋の口から覗くのはどこからどう見ても普通の食材、つまり料理の材料なわけで……えっ? つまりどういうこと?
「……野菜プレイ?」
「って龍巳!? お前何言ってんだ!?」
「男性器に見立てたきゅうりやナスを……」
「誰もそんな説明求めてないわ!!」
「上級者になるとゴーヤやヘチマ、果ては大根へと……」
「だからやめいっ!!」
「へぶっ!?」
俺は心底どうでもいい、いやちょっと興味はあるけど、取り敢えず今はどうでもいい知識を披露する龍巳をチョップで黙らせた。そして俺達のそんな会話をよそに、祐斗と美香さんの会話は続く。
「それじゃあ木場くん。あと、よろしくね」
「はい、お任せください」
その祐斗の言葉を聞くと同時に……美香さんがパタリとソファに倒れこんだ!? って、え? ね、寝てる? ………………えっとつまり……どういうこと?
「かなりお疲れのようですね」
そう言って美香さんにタオルケットを掛けてあげるアーシア。確かによく見ると目の下にうっすらとクマがあるし、こんなソファに横になってるというのに寝息からして眠りはかなり深そうだ。そして祐斗はというと、台所でせっせと料理をしていた。
「美香さんは仕事が忙しくなるといつもこんな感じでね。それで僕がこうして夜食を作ってあげたりしてるんだ」
「なんていうかもう、やってることは悪魔というより完全にお手伝いさんのそれよね」
米神を抑えて唸るイリナ。まぁ言いたいことはよく分かる。
「いや待てイリナ。結論を出すにはまだ早い。木場、他にも仕事としてやっていることがあるんじゃないのか?」
厳しい顔つきで祐斗に尋ねるゼノヴィア。大方さっきまでのいやらしい想像がまだ残ってるんだろうけど、どうせ現実は……
「へぇ、よく分かったね。夜食が出来たら食べてもらっている間にお風呂を沸かしたり、お風呂入ってる間に洗い物を
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