暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第4章 俺の幼馴染とテロ屋さんが修羅場すぎる!
第60話 皆のお仕事
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「あら、あなたも? 一体どうしたの?」

「いえその……最近少しずつ龍巳やレイナーレの力を借りずに契約取れるようになってきたんですけど、やっぱりまだ数が少ないですから。みんながどうやって契約を取ったりしてるのか勉強したいんです」

「なるほど、確かに新人のあなたにはまだ勉強が必要かもしれないわね」

 まぁまだ悪魔になって3ヶ月位だからな。むしろ同じ新人なのにほぼ毎日のように契約取ってきてる火織たちのほうが異常だ。

「いいわ、あなたも一緒に行ってらっしゃい。それにいい機会だからアーシアも行ってくるといいわ。ちゃんと仕事ができているのか不安だって前に言ってたわよね?」

「はい! わ、私もこの期にしっかりお勉強して、り、立派な魔性の女になってみせます!」

 おいおいアーシア、それはなんかちょっと違わねぇーか? ……魔性の女になったアーシアもそれはそれでいいかもしれないけど。

「ただし、取引相手には決して迷惑はかけないこと、これが条件よ。皆、いいわね?」

「「「「はい!」」」」

 俺とアーシア、それに龍巳とレイナーレも返事をした。今日は魔法陣で移動だろうし護衛は必要ないんだけど、この2人もついてくる気か。

 一方イリナとゼノヴィアはというと……

「最大限努力する、とだけ言っておこう」

「申し訳ないんだけど契約内容が人間に害のあるようなものであったなら、流石に見過ごす訳にはいかないわ」

 と言った。まぁこいつらの本来の仕事を考えれば当然のことか。……と言ってもそんな心配は必要ないと思うけど。普段俺に来るような依頼の内容を考えてもさ。部長も同意見なのか

「えぇ、それで構わないわ」

 と、苦笑しながら言った。







 魔法陣の光が消え、目に飛び込んできたのは見覚えのある部屋。っていうかこの部屋って

「おや、兵藤氏じゃないか!」

「森沢さん!」

 そう! 俺のお得意さんの一人、森沢さんの部屋だ! 呼ばれた時はいつも龍巳とレイナーレにコスプレをさせ、楽しい写真撮影会を開いている俺の契約者、いやもはや同士!

「今日はどうしたんだい? 白音ちゃんを呼んだつもりだったんだが……」

「実は悪魔の新人研修のようなものでして、いろんな仕事場で契約の見学をさせてもらってるんです」

 そう、今日の見学一発目は白音ちゃんの契約だったんだけど、まさか白音ちゃんも森沢さんと契約してたのか。知らなかったぜ。

「端っこのほうでじっとしてますんで、どうかお気になさらず」

「いやいやいいよ。大人数で賑やかなのも嫌いじゃないんだ。じゃあ君の後ろの娘達も?」

「えぇ、こっちの娘は俺と同じ新人で・・・・・・」

「ア、アーシア・アルジェント
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