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東方喪戦苦
〜十四幕〜人を操る少女
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相手が見えずとも使えて、人の感情も操ることができる完璧な能力だ、けどその能力が使えなけりゃ意味がねぇのさ!」

菜々の体を回し、菜々に背を向けさせた。
そして、頸椎(けいつい)目掛けて少し強めの拳を当てた。

菜「がっ????」

菜々は膝を地面についてその場に倒れこんだ

菜「何????した?」

頸椎震盪(けいついしんとう)、首から下を脱力させる、安心しろ、数時間すりゃ治る」

次第に菜々顔には、あの操られている様な顔は無く、いつもの顔に戻りつつあった。

「よいしょっと」

俺は、動けない菜々をお姫様だっこした

「妖夢ちゃん、布団用意出来るかな?」

妖「はい!ではこちらに???」

菜々を運びながら、妖夢についていった
その部屋には何故かもう、布団が用意されていた。

「いや〜助かるよ〜」

そう言いながら菜々を布団に寝かせる

「妖夢ちゃん???今日も、ここに止まって良いかな?」
妖夢に訪ねる

妖「勿論ですとも♪」

もう一つ、とても重要な事がある

「上に来てた甚平無くなって、半裸なんだ???変えの甚平とか、俺の服はある?」

そう、葉川 祐海との戦闘以来、俺は上半身裸なのである。

「そういや、飯も食って無かったなぁ???」

色々有りすぎて疲れた。

妖「お待たせしました〜」

妖夢は、俺が元々着ていた服と、これまた鳩尾まで露出した甚平を持ってきた。

「失礼何だけどさ???この甚平しかないの?」

妖「はい♪」

俺は渋々その甚平を着る事にした。

妖「食事は?」

「そっちの都合で構わないよ、用意が出来たら起こしてね〜」
横になり、目を閉じた

妖「お休みなさい、骸さん」



To be continud







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