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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 〜運命の先へ〜
第5話 「放課後」
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好きではないな。」
「あ・・・。」

うん、やはり純粋に馬鹿なだけだった。良かったような、悪かったような。少なくとも、これからの成長に期待しよう。現段階では不安しかないが。

「おっ、織斑くんっ、女子とお風呂入りたいんですか!?だ、ダメですよっ!」
「いえ、入りたくないです・・・。」
「え、女の子に興味がないんですか!?そ、それはそれで問題なような・・・。」
「「・・・山田先生?」」
「ご、ごめんなさいっ!黙りますから、そんなに睨まないでください〜!」

山田先生の悪意のない割に最悪な曲解を俺と千冬さんが一睨みで止める。だが、時既に遅し。廊下の群衆が一斉に騒ぎ出した。

「織斑くん、男にしか興味ないのかしら・・・?」
「もしかして神裂くんも・・・?」
「それはそれで、良いわね・・・。」
「2人の交友関係洗って!明後日までに裏付けとって!」

何か俺まで巻き込まれちゃってるんですけど・・・。まあ、良いや。俺の情報なんて絶対掴めないし、仮に見つけても確実に嘘っぱちだし。一夏はよく分かってないし。ってか新聞部いるじゃん。もっと真面目で品行方正な記事作れっての。

「神裂は帰って構わん。織斑、お前はこれから説教だ。私と一緒に職員室に来い。その後、私の部屋にお前の荷物を取りに来い。」

その言葉に一夏の顔は真っ青になる。入学早々死刑判決とは、御愁傷様。骨を拾うの面倒だから、頑張って生き残れよ、一夏。
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