第6話 1つの終わりと2つの始まりと
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のですか?」
「ああ、各人の特徴によって、便秘薬の利き方が違うからね。水代わりにワインを飲む量が少ない人の方なんだけど、普通は便秘薬の効き目が弱いので、便秘薬を飲む量を増やしてもらうとか、したりする場合もあるんだよ」
「そうなんですか」
「残りの二人は、フラヴィと、ローラだろうけど、どっちらがフラヴィかな?」
「私がフラヴィです」
同じく金髪だが、後ろで髪を結っているポニーテールだな。
「そうしたら、残りの貴女はローラだね」
「はい」
灰色の髪の毛か。
「じゃあ、明日早番の娘はいるかな?」
そうすると「はい」と答えたのはフラヴィだ。
「まあ、まずは、カンパイでもしよう」
「本当にですか?」
「せっかく持ってきたのだからもったいないだろう。それに、こういう普段から飲んでいるワインよりも高級なワインは、便秘薬との相性が良いから、明日はさらにすっきりできると思うよ」
まあ、高級なワインほどアルコールの量が多くなるから、その効果なんだけどな。
「それなら、遠慮なく」
ワインが飲める二人をちょっとうらやましげにして見ているのは、ジュースを飲むクララだが、それぞれコルクを抜いてグラスにワインやジュースをついでいる。それが終わったところで、
「じゃあ、皆の今後のために乾杯」
と俺があいさつをして、最初の一口を皆がつけた。
さて、このあと3人が部屋から出るまで条件として書いておいたのは、残り1時間弱だな、っと時計をみる俺だった。
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