6話:R団とギエピと時々タロウ
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ピがトコトコと鈍かったので先にこっちの攻撃が届く。
「ギエピィイイイイイイイ!??」
「ギエピ!!? うげーーーー!??」
先と同じくピッピは面白いほどに吹き飛びロケット団したっぱに直撃した。
お見事だ。
さて、次いくか……
こうして俺は次々とゲームのように順番に現れるR団のビッチたちを撃破していくのであった。
「これで9人目撃破だ」
「そんな、本当に9人倒してきたの!?」
「……ここまで強かっただなんて思っていなかったよ、ハルト」
再び広場まで辿り着く。
「くっ、こうなったらタロウ、2人でいくわよ。というか、全ポケモンで一斉攻撃よ!! いきなさいピッピちゃんズ!!」
「「「「「「ギエピッ!!」」」」」」」
わーお、ピッピの欲張りセットだ。
「ボクもピッピが欲しい! ゆけっ、コラッタ、ポッポ、ニドラン♂、ズバット!! あのサンダースをやっつけろ!!」
「「「「「ラジャー!!」」」」」
あの色違いのズバットもいてら、合計9体のポケモンがサンダースを襲いかかった。
流石のサンダースも9体ものポケモンに囲まれてタコ殴りにされてしまった。
「ギャウ!!(あぁっ、もうっ、うっとおしいのよアンタたちッ!!)」
とでも言いたげ。反撃に試みるも他のやつに殴られ攻撃する隙をさえ与えてくれない。
攻撃の準備、というかモーションに入らないとたとえ【10まんボルト】でも放てないのだ。
だから、
「ピカさん、流石に働け。サンダースを援護しろ!」
「ビカッ!!(ふっ、ヒーローは遅れて登場するってもんよ)」
「ピカさん、サンダースに【でんきショック】だ!」
「ビッビカッチュウ!!」
ピカさんの【でんきショック】がサンダースを捉えた。
「うふふっ、焦って自爆かしら?」
「いや、違うよこれはサンダースの特性を利用して【でんきショック】で体力を回復したんだ!?」
「………」
R団ってのはバカの集まりなのかな。
さっきの奴らも俺を待ち伏せするのにも罠張るとかしたらいいのに、とか思ってしまうんだが。
「はっ、だから何? どれだけ回復しようとまたタコ殴りにしてしまえばいいだけじゃない!」
「まぁそれができたら誰も苦労はしないわな。あんたのピッピちゃんズ及びタロウのポケモンたちをよく見てみろよ。ずっとあのペースで殴り続けれると思うか?普通」
「……ッ!?」
ポケモンも人間と一緒だ。
ローテーションで順番に殴ったり攻撃していても、サンダースに攻撃させまいと殴り続けなければならないペースを維持することはそう容易くない。
ポケモンだって生きているんだ。間髪
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