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妖精の義兄妹のありきたりな日常
マグノリア探索
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良いらしいから取りに行こーぜ!!」
「そんな話聞いた事ないけど。」
ルーシィは半信半疑になりながら首をかしげた。すると、

グイ

ナツがルーシィの手を握ってきた。
「ちょ…!」
「ほら!!早く行くぞ!!ハッピーもルーシィが取ってきてくれたって聞いたら嬉しいだろうからよ!!!」
そう言ってルーシィの手を握ったままナツは走った。ルーシィは少し顔を赤くなっていた。
「そ、そんなに焦んないでよー!!」
こうして、ナツとルーシィは羽魚を取りに行った。























「結局、ブレスレットにしたのね。」
場所を戻して例の雑貨屋
タクヤたちは雑貨屋で二組のブレスレットを購入した。
一組はエマとシャルル、もう一組はタクヤとウェンディのだった。
「私たちのも買って貰ってよかったんですか?」
「これでみんなお揃いでしょ。」
タクヤとウェンディのは翼を象ったブレスレット。エマとシャルルのはツルを象ったブレスレットだった。
「よかったな、大切にしような。」
「もちろんです!!」
エマは元気よくタクヤに返事した。
「じゃあ、そろそろ帰るか。二人とも送ってく。」
「うん!ありがとう、お兄ちゃん。」
そう言ってタクヤたちはフェアリーヒルズへと足を進めたのだった。























辺りもすっかり暗くなり、星々がきれいに輝いている。
「ありがとう、お兄ちゃん。おやすみ。」
「おやすみ。」
「あぁ、おやすみ。」
「また明日ー。」
ウェンディとシャルルはタクヤたちと別れ、フェアリーヒルズの中へと入っていった。
「オレたちも帰るか。」
「そうですね。」
ウェンディとシャルルの姿を見送り、自分達の家へと帰っていった。








ウェンディとシャルルがフェアリーヒルズの中へと入ってまもなく、食堂でエルザと出会った。
「おぉ、帰ったか。どうだ?マグノリアの街は。」
「はい!!とても良い所ばかりでした!!楽しかったです!!」
「まぁ、悪くはないわね。」
ウェンディとシャルルはエルザにマグノリアの感想を伝えた。
「そうか。お前たち食事はまだだろう?今用意をするから座って待っていてくれ。」
「ありがとうございます。」
そう言ってエルザは厨房の中へと姿を消した。ウェンディとシャルルはイスに座り、エルザが来るのを待っていた。
「今日は楽しかったね、シャルル。」
「えぇ。結構良い街ね。気に入ったわ。」
シャルルの結構良いは普通の人のすごく良いと同等なのだ。なので、シャルルがここまで誉めるのは珍しい。
「それにお兄ちゃんとお揃いのブレスレットも買えたし…。
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