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魔法使いと優しい少女
第3話 友と呼べる人[前編]
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すると机には置き手紙があった。

手紙にはこう書いてあった。

[能美へ、俺を助けてくれてありがとう。俺はお前をこれ以上危険な事に関わらせるわけにはいかない。だから俺はお前から離れることにする。運んでくれてありがとな。神山狼牙より。]


私はその手紙を読んで感じた神山君は1人でバンパイアと戦う気だと。

私は虎龍砲をカバンに入れた。

私も神山君と戦いたい。



〜学校〜


私は教室に向かっていた。


〜2年の教室〜


私は教室に入ると神山君はイスに座って空を眺めていた。

いつもなら話し掛けられるけど今はいつもと違う。
神山君の優しさに私はいつも救われていたんだ。
なのに神山君は自分の幸せを後回しにして皆の為に戦ってきたんだ。

その優しさは私達を守るために全てを捨ててきたんだ。


私はそれを考えたら何だか悲しくなってきた。


〜昼休み〜


神山君はコンビニでパンを買っていたのかそれを持って屋上に向かっていた。

私は神山君に付いていこうとした。

狼牙「何だ?能美。」
神山君は片手をポケットに手を入れて私の方を見た。
ゆたか「あの、神山君今日一緒にお昼食べない?」
私は聞いた。
狼牙「俺が何でお前なんかとメシを食べないといけないんだ?」

神山君は冷たい目でそう聞いた。

ゆたか「だって私達友達だから。」

私はそう言った。
狼牙「俺がお前の友達?は、俺はお前の事なんてこれっぽっちも友達と思ったことはないぜ。」
神山君は柔らかい豆を潰すように指と指をくっ付けた。

ゆたか「そんな、嘘だよね?」

私は聞いた。

狼牙「は、マジだよ!!」
そう神山君は言って何処かへ行ってしまった。


続く
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