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魔法使いと優しい少女
第3話 友と呼べる人[前編]
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そうヴァンパイアは言って六月さんを片手で持って逃げた。

神山くんは元の姿に戻った。

すると神山くんはいきなり倒れた。

ゆたか「神山くん!神山くん!」

私は神山くんを揺すった。

しかし神山くんは起きなかった。

私はどうするか悩んだ。


〜能美家〜


私は神山くんを背負って私の家まで運んだ。
さすがに体力には自信がないけどいつも助けてくれていたんだからこれぐらいは恩を返したい。

母「あら?ゆたかその人は?」

お母さんが私に聞いてきた。

ゆたか「私の友達!コンビニで帰る途中倒れてたから運んできたの。」

私はそうお母さんに言った。

母「なら、もう遅いからゆたかの部屋で寝かせなさい。」

そうお母さんは爆弾発言を言った。

ゆたか「え、えええええ!!」

私は驚いた。
ゆたかの母「あ、それから貴女に渡しておく物があるから後で下りてきなさい。」

そう母さんは言った。
ゆたか「うん。」


〜ゆたかの部屋〜


私は神山君を担いで布団に寝かせた。

神山君の右腕には傷だらけだった。


それだけアンデットモンスターを倒してきたんだ。
私は1人で戦ってきた神山君を見て涙が出てきた。



〜リビング〜


私はリビングでお母さんが渡したい物があるから下に下りてきた。


ゆたかの母「ゆたか。貴女は彼の友達なのよね?」
そう母さんは言った。
ゆたか「うん。神山君は私を友達って言ってくれた。だけど神山君は私をアンデットモンスターから守ってくれた。だけど私はそれを見ることしかできなかった。私は弱い。」
私はお母さんにそう言った。

ゆたかの母「なら、これを貴女に渡して置くわ。」
お母さんは私に木箱を渡した。

ゆたか「何これ?」
私はお母さんに聞いた。
ゆたかの母「これは虎龍砲。私達能美家に伝わる四百年前の妖銃よ。その威力は龍をも倒すと言われているわ。」

そうお母さんは言った。
ゆたか「虎龍砲…。」
私は虎龍砲を片手に持ってみた。

形はボウガンをショットガンに近づけた感じかな。
私は虎龍砲には何かカードをリロードする様な物があった。

ゆたかの母「それからアンデットカードを神山君から借りてそのカードをリロードする所にリロードするとそのカードの能力が使えるらしいわ。」

そうお母さんは言った。
ゆたか「あ、じゃあ私そろそろ寝るね。」
私はそう言った。
ゆたかの母「おやすみなさい。」

お母さんはそう言った。


〜ゆたかの部屋〜


私は神山君に布団を被せて私はベットに眠った。


〜次の日〜


私は目が覚ますと神山君は布団を畳んで姿が無かった。


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