第九話
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肯定すると、サーゼクスさんは話し続けた。
それから3つの勢力による会談が始まった。
各陣営のトップがそれぞれの勢力の意見を一人ずつ話していき、そしてそれを他の陣営は黙って聞いておくっていうのが暗黙だ。
そしてサーゼクスさんは悪魔の未来について熱弁し、そしてそれは戦争と隣り合わせで生きていれば叶わないと説く。
ミカエルさんはいかにして人々を導くか、神がいない世界でどのように平和を掲げるかを説き、そしてアザゼルさんはわざと空気を読んでいないような発言をして俺達を凍りつかせる。
この人は本当に変わらないんだもんな。
「ではリアス、こちらは大体のことを話し終えたからそろそろ今回の事件についての説明をしてもらえるか?」
「はい、ルシファーさま」
そう言ってリアス先輩は説明していく。
まあ、俺からも補足もいらない説明だったな。
ていうか、時々こちらを睨んでくるのは何でなんだ?
「これで私からの報告は以上です……そして私から皆さんに聞きたい事があります」
そう言ってリアス先輩は俺を見る。
「彼……兵藤一誠は何者なのですか?明らかに一般人の域を越えていますし彼を取り巻いている彼女達の力も神器ではない……一体、どういう事なのですか?」
まあ、聞かれるとは思っていたが……そこまで単刀直入に聞いてくるとは……。
「まあ、聞かれるとは思ってはいたがな……」
アザゼルさんは髪をがしがしと掻きながらそう言う。
「そうですね。まあ、私たちも最初は誰なのかと思った位ですし」
ミカエルさんもそう言う。
「グレイワースさん、説明お願いします」
「わかった。いいだろう」
そう言ってグレイワースさんは立ち上がる。
「それでは、説明させていただこう……この世界と隣り合うように存在する世界、元素精霊界の事と私達の事を……」
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