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白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル
第22話-1 『硝子の入部、まくらからの追求「今のは世の中の女のコ全員からの一撃だ!オマエみたいな男は、ホントもう存在すんな!」』
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子は、
「……やっぱり、教えてあげるのはやめておくね」
そんな事を告げてきた。
「えっ!? なっなにそれ!? 言いかけたんなら最後までちゃんと教えてよ!!
これじゃあ何もわからないよ!?」
計佑が慌てるが、硝子は落ち着いた眼差しで。
「あのね、目覚くん。よく考えてみたら、この事はちゃんと理解しちゃうと、
目覚くんの場合……悪化する可能性がある事に気付いたの」
「えっ!? そっそうなの!?」
「そうなの。まだ無自覚だから今の程度で済んでるけど……
本物の女ったらしになんて、目覚くんだってなりたくはないでしょう?」
──『自覚のある』『女ったらし』。
イメージされるのは、チャラい格好をして、軽薄な言動を繰り返しては、次々と女のコをひっかけていくような。
……それは確かに本物の──それも最悪の女ったらしだ。
そう考えた計佑が、コクコクと頷く。
「そうでしょう? だからいい? 目覚くん。
この事については、他の人にも話を聞いたりしちゃ駄目。
これまで通り、意識しないで自然体で振る舞ってね?
……それが、一番傷は浅い筈だから」
「わ、わかった……絶対、この事は追求しない。これまで通り、普通にしてればそれでオッケーなんだね」
硝子の『策』を、微塵も疑う事なく信じた少年が、何度も頷いて。
──完全に騙されてくれている少年の真剣な表情に、硝子が満足気に微笑んだ……
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借りた本を部室に置いたら、今日は帰宅すると言う計佑に、硝子も
「……じゃあ、私も今日は帰ろうかな」と連れ立って。
二人は今、談笑しながら校門へと歩いていた。
「……でもさ、須々野さんって最近本当に感じが変わったよね……旅行前とは随分印象違うよ」
計佑がなんとなく切り出した話題に、しかし硝子は顔を強張らせて。軽く俯いた後、伺うように計佑に問いかける。
「……やっぱり……キツくなったって思う?」
「うん」
その不安そうな問いに、バッサリと即答する計佑。硝子がグッサリと傷ついた顔をして、ガクリと俯く。
「……そこは嘘でもいいから、『そんなことないよ』とかフォローしてくれる所じゃないかな……」
「えっなんで!? どうしてヘコむの? 別に悪い意味で頷いた訳じゃないのに」
凹む硝子に、計佑が慌てる。
「……どう考えたって悪い意味しかないじゃない……何言ってるの目覚くん……」
うらめしそうに見上げる硝子。けれど計佑としては、本当に悪く言ったつもりはなくて。
「いや、本当に。むしろいい事だと思ってるんだけど」
「……酷い。そんな無理ある嘘ついて……」
いよい
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