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白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル
第14話 『島編第3話・何もかも告白させられて。「先輩のこと、守ってあげたくなりました」』
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「オ、オレは……先輩の手にはドキドキばっかりで──」

 言いかけて。思い出した。昨夜、雪姫に対して抱いた、一つの願望──

「──いえ。先輩のこと、すごく守ってあげたくもなりました。昨夜先輩の手を握っていて……」

 手を裏返して、雪姫の手を握った。
 雪姫は驚いたように目を一瞬見開いて。けれどすぐに、幸せそうに目を細めた。

「……うん。よろしくね、私の王子さま……」


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<14話のあとがき>

原作14話は、ある意味僕の中では最終回!! (ていうか雪姫派の人の大体はそう思いますよね……?)
なので、こちらでもここで終わっても、まあありかな? くらいのつもりで書いてみました。
お陰で、文量もかなり多くなりました。というか、3週分のボリュームがあった第一話より長いんでは……?

でもだって、原作では雪姫先輩のターンはここまでなんだもの……
まあ個人的にはヤキモチとかも最高だったんですけど……やはりこれ以降は、普通に考えたらですね(-_-;)

なんでまあ、オッケーこそしてないけど、もう完全にバカップルだろこれ!!
くらいのものを目指しました。……ええ、実現できてるかは別ですけどね……

……そしてこれ以降の話は、正直もう消化試合な気分が否定できない(-_-;)
濱田先生の教科書にラクガキって形でどうにか書けてる以上、
女神さまの出番が激減する今後は、もうスカスカな話しか書けない気がするのです。
ラスト2話だけは考えてあるんだけど、そこまでどう繋いでいったものか……?

(26話書き上げてみてからの追加コメント・意外となんとかなりました! というか、
文字数だけで言うならこの先どんどん長くなっていくんですよね……お陰で完結まで随分時間かかる羽目にもなったんですけど、
それでも結果的には嬉しい誤算でした)

パジャマのお着替えは、僕のこの話ん中では特にいらんかなーとも思ったんですけど……
あれは濱田先生の絵だからこそ意味のあるサービスですもんね……うーん。
でもせっかく7話で伏線(のつもりのモノ)も書いたんだし、入れとくかぁ……くらいな感じで。
 だったんですけど、意外と長く改変しちゃいましたね……
なんかそぐわないかなぁとも思ったけど、雪姫先輩のターンはこの話までだし。
盛れるだけ盛っとくかなぁと。
『覗いてくれるくらい私に関心あるんなら望みはあるかも』みたいなつもりで書きました。

原作では雪姫を勘違いさせてしまった「先輩の好意に……」のセリフのとこも、自分なりにこだわって改変してみたり。
計佑視点では "交友" でもおかしくない内容で、
かつ雪姫からしたら "交際" としか思えないようなセリフ回
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