第二十六話
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達は、しぶしぶながら従ってくれた。ブーストジャンプして、上空に上がり京都の街並みが見える山の上で止まる。ついてきた斯衛軍の衛士達も近くに着陸した。
「不動准将?どうなされた?」
月詠中尉の瑞鶴が、隣に着陸する。
「見ろ。京の都が燃えてゆく様子を」
「ええ。美しかった京都の街並みが、燃えていきます」
既に火の手がかなり上がっている。帝都城にも火の手が回っているのか、大きな火柱を上げて城が燃えている。
誰も喋らずに、京都が燃えていく様子をただ見つめることしかできなかった。
ここに、1,200年の歴史を持つ世界有数の古都は、炎に包まれその歴史に幕を下ろした。
悠斗sideout
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