第二十三話
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中なので、援軍に向かってください」
「了解だ。向かわせて頂く」
スラスターを吹かして、一気に担当エリアに向かう。エリア到着すると、友軍がかなり押されていた。
「ウオーーーー沈めーーーー!」
ザクURー1型のバズーカで、突撃級をマルチロックして一斉発射する。一つのバズーカかの発射口から、大量の弾が発射される。
バズーカの弾の爆発と爆風が、突撃級、要撃級、小型種を巻き込んで撃破する。
「流石に数が多いな。しかし、私は負けん!貴様らと違い、義によって立っているのだからな!!」
上空を飛びならがら、バズーカでBETAを巻き込みながら、接近する。要撃級が、尻尾を振りましてくるが、難無く回避してヒートホークで一閃。真っ二つに斬れて絶命する。
「そこのザク、大丈夫か?今、援護に行く!」
黒い不知火の中隊が、近付いてくる。どうやら、この地区の防衛を担当していた、帝国軍のようだ。
「こちらは、メビウス所属アナベル・ガトー少佐だ。貴方らの所属は?」
ヒートホークで、突撃級を真っ二つにしつつ、バズーカで、纏めてBETAを倒す。一向に減る気配がない。
「帝国本土防衛軍、光の牙中隊(シャイニング・ファングス)所属部隊長不動光牙大尉です」
「なに!!」
(まさか、不動閣下の親族か?)
BETAを撃破しつつ、通信画面を見ると、優しげな顔をした青より黒に近い髪の色の青年が映っていた。
「貴方に尋ねたいことがある 。貴方は、不動准将の親族か?」
通信画面には、苦笑いしている光牙大尉が映っている。
「ええ。悠斗は弟ですよ」
「そうであったか。不動と聞いてもしやと思ったが、その通りでしたか」
まさか、こんな所で会うと等とわ。しかし、そんなことを気にしている場合ではない。今は、BETAに集中しなくてわ。
「悪いが、話は後だ。今は戦闘に集中しろ」
「了解しました。では、援護に入ります」
そのまま、共闘してBETAを迎撃するのだった。
ガトーsideout
光牙side
BETAの進撃が止まらない。我々本土防衛軍は、九州北部で迎撃を繰り返していた。二日前の師団規模級のBETA群が長崎、佐賀に上陸したさいは、展開が遅れて戦闘に参加出来なかった。
迎撃したのは、たまたま日本に来ていたメビウスの連中だった。我々本土防衛軍が来る前に、師団規模級のBETAを全滅させた。正直あそこの連中は化物だ。そんなことを考えながら、進軍をしていると部下から、通信が入る。
「不動隊長。急ぎましょう。他の部隊が押されています」
はっ!として、考えを止める。今は、戦闘中だ。余計な事を考えていたら、死んでしまう。頭を二〜三回振り雑念を振り
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