第二十二話
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た。
「砲撃開始。BETAを、海岸から先には行かせるな!」
ビッグトレーの3連装40センチ砲と80センチ砲から、砲撃が開始される。展開している全てのビッグトレーから、一斉に砲撃が開始された。
「砲弾迎撃率0%。現在光線級の存在は、確認されていません」
オペレーターから、報告が入る。光線級の存在が無いのは、ありがたい。AL弾に切り替えるには、1分程の時間がかかる。その間、面制圧による支援砲撃が、出来なくなるのは厳しい。
戦場では不測の事態に備えて、様々な手段をとれる要に、しておきたい。そう言った観点から、光線級の存在が無いことはありがたい。
「デラーズ閣下。ドライゼ中佐さから、通信が入っております」
金髪ポニーテールの女性オペレーターが、ワシに伝えて来る。
「よし。通信を繋げ」
中央モニターに、ドライゼ中佐が映しだされる。
「ドライゼ中佐、ご苦労であった。して、何か有ったか?」
「は!デラーズ閣下。BETAとの水中戦で、可能な限り、光線級を排除致しました。なので、光線級が上陸する可能性は、ほとんどありません。それを報告しようと思いまして、連絡をさせて頂きました」
水中戦で、光線級を全滅出来たのは、ありがたい。
「そうか!ご苦労だった。諸君らも、ゆっくり休んでくれ。残りは此方で、処理しよう」
「ありがたいお言葉です。では、ご武運をお祈りします」
ドライゼ中佐が、敬礼をしたのち、モニターの画面が消えた。
「諸君。潜水艦艦隊が光線級を排除してくれた!お膳立ては済んでおる。陸上部隊が、お飾りと呼ばせるでないぞ!」
各クルーに激を飛ばす。 先程より、動きがかなり良くなった。
そのまま、各ビッグトレー、戦車隊、ガンタンクU、MSと連携してBETAを、撃破したのだった。帝国本土防衛軍が、戦場に到着したときには、既に戦闘が終了した後だった。
その後、後処理を帝国本土防衛軍に任せ、民間人の避難任務にあたるのだった。
デラーズsideout
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