第二十二話
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
だす。我々は、戦闘海域から後退するのであった。
ドライゼsideout
ブーンside
俺は久し振りに、ユーコン級の艦長ではなく、かつての愛機MAMー07グラブロに乗って、日本海を進行中のBETAを、追撃している。このグラブロは、かつてのグラブロと違い、量産されれば装備される予定だった、メガ粒子砲を装備している。
クローの真ん中の部分に左右合わせて2門が装備されている。ようは、ズゴックみたいな感じだ。
「ブーン大尉!前方にBETA群を、確認しました」
随伴する、ズゴックのパイロットから通信が入る。潜水艦艦隊の魚雷命中から、1分で追い付いた。
「良し!各機は、分散してBETAを減らせ!間違っても師団規模より減らすなよ!」
部下どもにきちんと言っとかないと、こいつらは簡単に任務を忘れるからな。
「では、行かせてもらうとするか!」
グラブロのエンジンを、おもいっきり吹かして、戦闘速度で側面から、BETAに突撃する。
「墜ちろ!」
7連装水中ミサイルランチャーを、一斉に発射する。発射されたミサイルが着弾して爆発する。付近にいた突撃級や戦車級が爆殺される。
「へへ!このグラブロをなめるなよ!」
水中戦なら、ガンダムすら圧倒出来るのだからな。僚機のズゴック達が、BETA相手に奮闘している。
「そらよ。くらいな!」
「へ!やってやる!」
ズゴックから発射されたメガ粒子砲が、要撃級を数体巻き込んで撃破する。命中したBETAは、体に大きな風穴が空いていた。
「やるな、お前達!俺も負けていられんな!」
要塞級に一気に近づき、フレキシブルアームを前に出し、クローで要塞級の頭を勢いが付いたまま掴み、そのまま引きちぎる。頭を引きちぎられた要塞級は、そのまま絶命した。引きちぎった頭を捨てて、反転して重光線級に向かって、新たに装備されたメガ粒子砲を、発射する。
「くらえ!化物どもが!」
グラブロの両方のフレキシブルアームから、戦艦に負けない位の大きさの、メガ粒子砲が発射された。
ドゴッーーーン
命中した重光線級達は、跡形もなく撃破された。
「よし、野郎共!このまま無理はするなよ」
「了解ですよ!」
分かりました。ブーン大尉」
それから、長崎、佐賀に向かう各BETAを、一万体程まで減らして、撤退するのだった。
ブーンsideout
デラーズside
長崎に展開していた我々の元に、師団規模のBETAが上陸をしてきた。
「やはり、悠斗の言った通りになったか」
今回のBETAの進軍を、悠斗は知っておった。正史との流れを激しく変えない要に、あやつは手を打っておっ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ