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とある3人のデート・ア・ライブ
第四章 炎
第5話 水着選び
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思う」

折紙「そう」

すると折紙の隣のカーテンが開け放たれた。

佐天「士道さん、こんなのどうですか?」

そこにいたのはホルターネックの黄色のビキニだが下が青いスカートになっているタイプのようだ。

分かっていたが佐天もなかなかのスタイルの良さだ。本当に中学生かどうか疑うぐらいに。

佐天「お、男の人に見てもらうって……なんか恥ずかしいなぁ……」

士道「で、でも、似合ってると……思うよ……」

佐天「ハハ……ありがとうこざいます……」

佐天は苦笑いしかできなかった。

すると、折紙が、

折紙「ともあれ、彼を最もドキドキせたのは私。デート権はもらってく」

十香「そんなことはない!1番ドキドキさせたのは私なのだ!」

折紙「あなたのようなバカに士道がドキドキするはずがない」

十香「何だと!?」

十香と折紙が水着姿で言い争いを始めた。するとその後方からカーテンがシャッという音を立てて開かれたと思うと、佐天が私服姿で出てきた。

佐天「私、先に会計済ませた方がいいですかね?」

士道「え?あ、あぁ。いいと思うけど……」

佐天「ちなみにデート権は諦めました。と言っても今日の目的は水着選びで、別に士道さんとデートするために来たんじゃありませんし……」

士道「え?じゃあ、なんでその戦いに入ったんだ?」

佐天「面白そうだからですよ!」

満面の笑みで答えられても……それと同時に、十香と折紙と違って平和的だなぁ……と思った士道であった。

「し……ど…………さ……ん」

どこからか蚊の鳴く声が聞こえた。

士道「え?」

十香「む……」

佐天「今の声は……」

折紙「……」

士道「四糸乃……だよな」

4人全員に聞こえたらしい。皆がピタリと動きを止めた。

四糸乃「士……道さん……た、たす……けて……ください……っ」

士道が助けてと聞いた瞬間、士道は泡を食ってそちらに駆け寄り!カーテンに手をかけた。

士道「四糸乃!開けるぞ!?大丈夫か!?」

そして勢いよく開け放つ。と、そこには。

四糸乃「し、士道さん……」

服をはだけ、半裸状態になった四糸乃がビキニタイプの水着に腕を通した状態で胸元を押さえながら涙目になっていた。

四糸乃「か、片手だと……上手く、着られません……」

士道との1日デート権の獲得者が決まった瞬間だった。











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