第四章 炎
第5話 水着選び
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水着コーナーに到着。
一方通行はいなかったが。
士道「(何であいつはいないんだよ!?俺はあいつがいるからまだ安心してたのに!!)」
ちなみに一方通行がどこにいるかというと、
一方「(そォいや、ドライバーも古くなってたンだよな……)」
と、思いながらドライバーを買い物カゴに入れる。
そのカゴにはネジやピンなど、はたから見れば何かを造る……というより何かを直す器具がいろいろあった。
それもそのはず、チョーカーの改良をするために買っているのだ。
学園都市から支給される金とは別の、自分の貯金で買っていた。
一方「(これも買っとくか……)」
一方通行は士道達と離れて呑気に買い物をしていた。
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そんな事を知らない士道は、
士道「そ、そんな……」
と、急に困ったような声を出した。
何故士道がこんな言葉を発したのか。
それは十香と四糸乃の会話にあった。
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十香『よし……では勝負だ、四糸乃!涙子!』
佐天『えぇ!』
四糸乃『え、えと……お手柔らかに、お願い……します』
士道『勝負って何かするのか?』
十香『うむ。今日、私と四糸乃と涙子でより士道をドキドキさせた方に、シドーとデェトをする権利をくれるらしいのだ』
士道『なっ……!?』
士道は焦ってインカムを叩いた。すぐに令音の眠たそうな声が聞こえてくる。
令音『……ん、どうせなら少し難易度を上げておこうと思ってね』
士道『そ、そんな……』
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とまあ、こんなカンジである。
これを聞いた折紙も黙っているはずもなく、参戦した。
そして3人が試着室に入った。
その時、四糸乃はまだ水着を選んでいた。
十香「シドー!」
と言ってワンピースタイプの水着を着た少し恥ずかしそうに出てきた。
士道「お、おお……」
士道は思わず目を丸くしていた。水着自体はシンプルな、十香の髪と同じ紫色だが十香の無垢な美しさが強調され、士道の胸を刺激するのだった。
十香「ど、どうだシドー!ドキドキしたか!?」
士道「え……あ、ええと……うん」
十香「そ、そうか!シドーがそう言ってくれるなら……うん、頑張るぞ!」
その直後、十香の隣のカーテンが開け放たれた。
ホルターネックタイプの黒のビキニを覆っている折紙がそこにいた。
折紙の白い肌が一層際立ち、自然と顔が熱くなってしまう。
折紙「士道、どう思う」
士道「え、あ、あぁ……凄く、似合ってると……
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