第五話 なんで私がこんなめに・・
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皆さんこんにちは。
只今絶体絶命中のカエデちゃんです。
「あの〜、やらないと駄目ですか?」
はい。あれから半ば強制的に高町家の道場に連れ込まれました。
なのはちゃんの家って、道場あったんですね。
「あはは、ゴメンね。まぁ、私は恭ちゃんより弱いから心配ないよ」
・・・・何が心配ないんでしょうね?
私は不安しかないんですが・・。
頼みのはずのなのはちゃんはオロオロしてますし・・・・ああもう!なのはちゃん可愛いですね!!
「あの、やる前にちょっといいですか?」
「ん?どうしたの?」
・・どうやら話はできるようですね。
「防具は無いんですか?」
「うん。無いよ」
あの、流石に怒ってもいいですよね?
お互い木刀で仕合うのに防具すら無いなんて、え?もしかして私、ここで殺されます?
今まで私の年齢が出てませんでしたけど、多分なのはちゃんと同じ歳ですよ。
まだ小学校にも通っていないんですよ。
・・・・何かもう、こうやって考えていたら面倒になってきましたね。
多分何を言っても仕合うことは避けれそうにないですしね。
「ええ、わかりました。やりましょう!では、よろしくお願いします!」
ええ。本当にやるしかないですね。
私が明日を生きるためにも全力でやりましょう!
そしてお願いします!出来る限り手加減してください!
「じゃあ行くよっ!」
あれ?何か思い切り踏み込んで来てません?
「えっ、ちょっ!あぶっ、危ない!」
ええ。避けるので精一杯です。
短いとはいえ、二刀流は厄介です。
右の木刀を防いでも次の瞬間には左の木刀が襲いかかってきますから、常に動き続けなければいけません。
もし1発でも当たってしまえば私なんかすぐに病院行きですからね。
「あはは、すごい!よく避けるね!なら、これはどう!?」
ちょっ!さっきより速いですよ!あなた本当に人間ですか!?
カスりました!カスりましたよ!今の!
私は子供なんですよ!?多分ですけどなのはちゃんと同い年なんですよ!?
なんでそんなに楽しそう何ですか!?
・・・・何か、段々と痛みと共に怒りが込み上がってきましたよ。
そうですよ。私はただなのはちゃんに招待されたから来たのに、有無を言わせずにこんなことになってるんですから、私、少しは怒ってもいいですよね?
・・というか、なのはちゃんは私の体質を知らない筈ですからこのままやられれば本当に私の身体が持ちそうにないですよ。
「もう、嫌になりましたよ・・」
〜恭也side〜
最初はなのはの友達と言うだけで何もするつもりはなかった。
最近なのはが楽しそう
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