エピソード2 〜プロ認定〜
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ートをしてくれるスポンサーが無ければなることはできない。そして、海馬瀬戸が紫苑のスポンサー企業となるかどうかを決めるために提示した条件が、デュエルマシーン相手に500連勝。
「500ですか……」
うーんと少し考え込むと顏をあげる
「こっちからもそのデュエルに条件を付けてもらっていいですか?」
「いいだろう、言ってみろ。」
ニヤリと不適な笑みを浮かべると驚きの提案を出す。それは海馬、鮫島両者を驚かせることになった。
「フフフ、いいだろう。やれるものならやってみろ。」
そう言うとその場を後にした社長。
「いいんですか?あんな条件でデュエルして…」
おずおずと訪ねてくる鮫島
「えぇ、策があるからこそ提案したんですよ。まともに500戦もデュエルしたらどれだけ時間がかかることか。」
「そ、そうなんですか。」
「あ、そうそう。鮫島校長、プロになったらそちらのアカデミアの高等部に入学する予定なのでその時はよろしくお願いしますね。」
にこりと笑う紫苑。
「そうですか、あなたのような強いデュエリストが入ってくれれば、生徒たちにいい刺激になりますよ。むしろ、こちらからお願いしたかったくらいですよ。」
「じゃあ、僕はもういきますので。今日はありがとうございました。お疲れ様。」
ぺこりと一礼して、控え室を出て行く紫苑を見送るとはぁとため息をつく鮫島
「あの子ならホントにやってしまいそうですね。しかし、普通あんな条件で勝てるのでしょうか?」
◆
時は移って、海馬コーポレーションの地下にあるデュエル場に備え付けられているデュエルマシーンと対峙していた。
「では、叢雲紫苑改めて、望月シオンの契約試験を開始する。
と、始める前にルールを確認しておきます。」
KC社の社員であろう黒服の人物がルールを読み上げる。
要約すると…
・デュエルマシーンに対し、100連勝する。
・デュエルは一体一。
・先攻は望月シオンからとなる。
・マシーン側が負けた場合は次のデッキで手札五枚の状態で再スタートする。
・望月シオン側が勝ってもLP、手札は変化しない。
・マシーンのデッキが変わる場合でもシオン側はデッキを変更しない。
・マシーン側が負け、デュエルが再スタートされる場合でも互いの場、墓地は引き継がれる。
正直、この条件ではデッキ切れで負けることが確定している。それを克服したとしても我が社のデュエルマシーンはプロデュエリストにも匹敵するから紫苑でもそう簡単には勝つことができなくなる。
(さぁ、どうやってこの条件で勝つと言うのだ…見せてもらおうじゃないか。)
「では、始めます。」
「「デュエル」」
「ドロ
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