作者:塩酸
絶対に不可能な事だって、世の中には無数に存在する。
それは俺が俗に言う『勇者』とか『主人公』の力と言うか、その様なモノが欠如しているからだろう。
そう、例えば『あれ』は俺がそのような能力を持っていれば動にでも成っていた、と言わざるを得なかった。
やはり力を持った者こそが正義だ。凡人には絶対に有り得無い超絶無敵のセンスを兼ね備えた者が世界を救い、大切な人を守り、幸せに出来るのだろう。
そこはセンスを持ち得なかった凡人は絶対に介入出来ない別次元なのだ。
そう、努力を何倍、いや何十倍何百倍しようが。
叶う訳は無いのだ。
……だが。
「結局はさ、自分次第だと、私はね、思うんだよねっ!」
旅の途中。
ある一人の少女との出会いが、俺の価値観を破壊して行くのだった。
《こんな自分に、出来る事》
エブリスタ、なろうで同名小説を連載していますが、タイトルだけです。別物。悪しからず。
主人公のしてやったりにご刮目下さい。
連載中全 1話
▼ジャンル / キーワード
ファンタジー, 近未来, 少年
オリジナル
▼最終掲載日時:
2014/02/22 10:52
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