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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2025年 07月 06日 17時 59分]

▼一言
日本のアニメっていつも財閥を大げさに言えますけど、本当に自由な財閥とは韓国の会社ではありませんが?だって韓国では日本の特捜部みたい組織なんていませんからね。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2025年 07月 06日 (日) 19時 07分 29秒]

>日本のアニメっていつも財閥を大げさに言えますけど、本当に自由な財閥とは韓国の会社ではありませんが?
>だって韓国では日本の特捜部みたい組織なんていませんからね。

 考えられる要因は複数あります。

 まず日本人の読者および視聴者の嗜好の変化及び単純化でしょう。
この30年来、日本の小説や映像作品は単視点の、一人称の視点の作品が広く読まれ、群像劇や多数視点の作品が忌避される傾向にあります。
その為、人物描写は歌舞伎や京劇の如く仰々しいものになり、主人公の敵対する組織は単純な悪の組織に戯画化されて表現される傾向が強まっています。

 次にメディア側の問題です。
視聴者を飽きさせないために、視聴率を稼ぐためには、単純で分かりやすい悪役や組織にします。
主婦層向けに放送していた「花王 愛の劇場」などは特にそうですが、単純で分かりやすい人物関係や組織にします。
複雑すぎると視聴者が付いていけず、視聴を止めてしまうからです。
 
 最後にネット環境の発達でしょうね。
ひと昔みたいにTVが綿だけをずっと見てくれるわけではなく、流し見が多いですから、映像映えするような展開とか印象的なものにするわけです。
最近のガンダムジークアクスみたいにバズる(瞬間的にSNSで話題になる)話を作るわけです。

 以上のような理由から、緻密な取材に基づく話ではなく、単純で分かりやすい話ばかりになるのです。
真面目に作品を作る人や会社もありますが、TV作品だと難しいですね。
今は製作委員会方式ですし、買い切りですから、十分に取材できる余力がないのも大きいでしょう。

30年位前までのOVAや作品を見た方がいいですし、劇画とかならそれなりのものがあるでしょう。

 あと考えられるは、日本の創作者というのは左翼かぶれか、ファッション左翼が履いて捨てるほどいるという事です。
マルキシズムやレーニン思想で汚染された視点では、社会の実像を直視できず、作中で理想の主人公と単純な悪党を書きがちになります。
だから単純に大企業や財閥を目に見える悪にしがちなのもあるのかもしれません。


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