『ルドガーinD×D (改)』への感想
投稿者:リミナリティ
[2015年 03月 31日 02時 07分]
▼一言
投稿お疲れ様です。
今回はユリウスの話でしたね。ユリウスの話は個人的にすごく感動した話で、ボクは最初に仲間割れENDをゲームでやったぐらいです。(今回の話を読んでて思わず思いだし泣きをしてしまいました。)
他の命を犠牲にして、尚且つ守りたい相手の命が風前の灯火であったとしても、それを守り続けたルドガーをボクはどうしても嫌いにはなれないし多少なりとも共感をしてしまいます。
ルドガーは全より個を求める人間でその個はたった三人と一匹しかいなかったにもかかわらず1人はいなくなってしまった、そんなのは酷すぎるしその中の一人であるユリウスを殺せと言われたルドガーの心境をゲームをやりながらずっと考えていました。
トマトルテさんは今回兄弟ENDも本編とはべつに書いていましたね、しかもオリジナルの話まで。確かにあのENDのあとは(やや駆け足ぎみとはいえ)ああいう展開になるというのはボクも思いました。きっとルドガーの中ではユリウス≒エルぐらいの大切さだったのでしょうね。そこがどちらに傾くかで未来が変わってしまった。これを端で両方とも見ていた黒歌達はなにを思っていたのかは想像できますし、それを耐えてみていた黒歌たちも本当に強いのだと今回感じました。
正直このTOX2の話は愛が重すぎるのにも関わらずそれがちょうどいいという風にボクは感じます。たった三人と一匹にしか本当の愛情を向けなかった(向けれなかった)ルドガーは結局何一つ手に入れられなかった。そんなルドガーだからこそ、このハイスクールD×Dの世界で黒歌と幸せになって欲しいと思いました。
ここから先の話、ラストスパートですね。もう少しで過去編も終わりと思うとなんかあっという間だった気がします。是非とも頑張ってください、次も楽しみに待ってます。(※長感想すみません)
投稿者:
トマトルテ
[2015年 03月 31日 (日) 14時 26分 42秒]
作者も一周目はバッドエンドでしたね。兄さんがどうしても殺せなかった……。
兄さんがもう、長くはないと分かっていても殺せないのはよくわかります。世界を救ってもその世界にただ一人の家族がいないなんて耐えられないでしょうから……。
ルドガーってちょっと歪んでると思うんですよね。今まで世界を壊してきたとはいえ、世界と兄で兄を選ぶのは普通の人間には出来ないと思うんですよ。それなのに選べるのはやっぱりどこかに歪みがあるんだと思います。でもそれがルドガーの魅力の一つで、自分がルドガーが大好きな理由でもあります。
兄弟ENDの後話を駆け足気味に書いたのは文字数の問題でもありますけど、一番はトマトソースパスタを食べさせない為です。どんなにがんばっても、どんな選択をしてもルドガーは報われないというのを表したかったのでそうしました。バッドエンドでエルの名前を出さなかったのは思い出したらうちのルドガーはどうしてもエルを選んでしまうからです。ミラとヴィクトルからもエルを託されていたのですし。それにあの選択は世界と兄どちらかをとるという意味合いよりもユリウスとエル、どちらを守るかの選択だったと個人的には思っているんです。
だって、ルドガーは何もしなくても新しい世界を生きられるんですから。精霊だって、ジュード達と比べたら思い入れが深いわけでもないですし。それなのに人と精霊の世界の為に兄を殺すのが正しいって言われてもそんな事知るかって言いたくもなりますよ。そもそも、ビズリーの精霊を犠牲にして人間の世界を作るというのも、ジュード達のユリウスを犠牲にして人と精霊の世界を作るというのも、犠牲にする数はビズリーの方が多いですけど、やってることの本質は何も変わらないと思うんですよね。どっちも多少の犠牲はやむなしって考えですから。
要するに何が言いたいかと言いますと、バッドエンドはちょっぴりすっきりした、ということです。
作者もTOX2の愛は丁度良かったと感じます。愛する人の為に全てを投げ出すことも愛なのだと考えさせられた作品です。
この作品は最後はルドガーにとってのハッピーエンドにはする予定です。ただし、他の人が救われるかは未定ですが。特にヴィクトル。
これからもがんばっていきます! 感想ありがとうございました(≧▽≦)
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