「蒼と紅の雷霆」の感想

赤火龍果
赤火龍果
 
コメント
久しぶりです。ソウとGVの考察を再びしたくて探しました。基本的には人がとても良さ過ぎるGVよりソウの方が、より共感やすかった。爪編:トークルームⅢ《迷い猫》での話では、底抜けのお人好し過ぎで逆に心配になるオウカと無能力者を憎しみ疑うソウの会話を見れば分かるのに......

「敵意がないことを示せば動物でも人間でも心を開いてくれるんですよ」

「………敵意がないことを示しても心を開かない存在などいくらでもいる。敵意がないことを示しても…受け入れようとしても向こうが頑なに拒絶するような相手ではどうしようもない…俺はそんな奴らを大勢見てきた…現にテーラ達だって最初からあのような考えに至ったわけではないはずだ…何度も拒絶され、奪われたことで無能力者を憎むようになった…まあ…今はお前のような底抜けのお人好しがいるのは分かるがな」

希望と絶望の間にある中間の時点で見ている双子の兄の観点はGVとオウカも辛いですね......凶悪な猛獣に不注意, 無警戒に近づく危うい危なっかしい子供を見るような気持ちと警戒心と注意深く見ている大人の違いというか......ところが悲しいことに......むしろ共感しました。人と世界を優しさを信じられないのが.....むしろ心打たれるました。自分も子供の頃から知らない人たちにリンチを受けたこともいじめを受けて人間不信に悩まされました。ヒーロー&ダークヒーロー(弟)とアンチヒーロー(兄)の違いでしょうか....率直に言って、自分がソウだったとしてもその反応が当然だと思われます。人が同じ人を共食いしているから嘆きますね....しかし、逆にこんな兄がいるから安心しますね.....警戒心があるというのは周囲に害意から誰よりも早く反応して対応することができているというのだから足りない部分を埋めることができますから.....アキュラは話にならない論外です.....あれは理由もなくいじめ子と段差もありません。八つ当たりをして、ストレスを淸らす悪童です。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想どうもです。

ソウは能力者としての地獄を知っているために、性格も含めて希望を完全には信じられていないところがあります。

ガンヴォルト世界の日本の平穏は能力者を利用すること、ある意味共食いみたいなやり方で繋いでるようなもんですから