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魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―
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魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―の感想一覧
「魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―」の感想
AKWR
2016年 10月 16日 17時 21分
良い点
シリアスなViVid、なんか新鮮
悪い点
特にないと思います。
強いて言えば、なのはとフェイトの色恋沙汰も見てみたい?
コメント
どうも、AKWRです。
今回はViVidで感想を書かせていただきます。
最近、新しいViVidシリーズの影響で、なのはシリーズ4期のViVid、Forceを振り返って読みました。そして読んでみて、結構ほのぼのとした話だと思っていたViVidも何気に熱い格闘ものだった事に若干驚いています。
元々格闘ものだというのは分かっていた事だったのですが、何分絵がアレなのでForceはともかく、ViVidは少し敬遠(偏見)してた所があったので、いざ読んでみると、なかなかどうして、結構楽しめる話であったことに気付いた最近です。
その中でなのはの二次小説では珍しい(?)ViVidからスタートの鳩麦さんの’白翼’ですが、
読んでみて、ほのぼのとした話のViVidをここまでシリアスに描かれてることにとても感銘を受けています。
過去を引きずって中々なのは達に心を開けない主人公、始まり開始にヴィヴィオを拒絶する言葉には正直『何だコイツ』と思いましたが、物語を進めてみて、成程、原作ではあまり表に出ませんでしたが、あの『JS事件』の所為で人生を狂わされた人がいてもおかしくないのだと、改めて気づかされました。
一部のナンバーズやルーテシアに対する態度、そして四年前の事件直後のクラナの状態、そして、『自分がいなくなれば』等と考えるクラナの闇は読者の想像以上に深そうですね。
最も自分はその考え方は決して誰も救われないと思いますが。
そんな心に傷を負った主人公が周囲の人々に見守られ、時には励まされ、時には激励され、少しずつ変わっていくのは、とても読み応えがあると感じ、今では『戦士達』にも劣らないほどの面白さを持っていると思います。
なにより、なのはは恋愛が全くもってないので2次小説では結構オリ主となのは達をカップリングする話が多いのですが、鳩麦さんの話は基本的に恋愛をあまり(というか殆ど)入れず、あくまでなのは達を家族として描いているので、恋愛ごとで原作キャラがヘンに崩れる事が多いなのはシリーズの中で、むしろよりキャラが立っていていい味を出していると思いました。
これは、戦士達にも言えることですが、
そんな中で少しずつ『オリ主・オリキャラ』と原作キャラの絡みが出てきて、この先どのような展開になっていくのかとても楽しみにしています。
というより、女子の部、男子の部という設定を加えたことは、うまいと思いました。
正直原作を読んでみて、魔法少女なので”男子”が出てこないのは仕方ないと思っていたのですが、
どこか違和感を感じていたので、ある意味、自分にとってもう一つの原作と思って読んでもらっています。
そして主人公の『クラナ』だけでなく、最近(というか最初からでしょうが)もう一人の主人公である『ライノ』。それぞれまだまだ秘密、後謎がが隠されてるみたいなので、原作キャラとの絡みと一緒に秘密が明かされるのを楽しみにしています。
そしてここからがAKWRのアレです。
少し気になってたのですが、ライノは一人暮らしなのでしょうか?ただ単に親が出てないだけと思いますが、何分クラナ達といる以外、いつも一人に見えるので。
そしてこれは答えるわけにはいかないのでしょうが、物語での回想に登場したクラナの母親のアルテアさん。彼女となのは達の詳しい過去は語られるのでしょうか?
何かも気になります。物語を読んでみてアルテアさんも十分この物語の重要人物に思えますね。
そしてクラナとヴィヴィオの過去も……
次にふと思ったことですが、コラボの話で、互いの作品が結構進んでるみたいなので、クラナとライノの実力が十分にでてきたら、『戦士達』と『白翼』のコラボを見たいと思いました。
まじめな話、クラナ(あるいはライノ)とリョウコウ(あるいはキリト)。ヴィヴィオ達とアスナ達。
そしてなのは・フェイトとサチ。これらの絡みを鳩麦さんならとてもいい話に描けるのではとおもいましたので、正直見てみたいと思いました。
差し出がましく申し訳ありません。
ついでにもう一つ付け足しますが、ぶっちゃけ鳩麦さん的にはリョウコウとクラナ、どちらが強いと思うのでしょうか?
最後にライノとヴィクターは従姉弟同士ということですが、ライノは雷帝の末裔ではないという話なので、つまりは(恐らく)母方(というか雷帝の血縁じゃない方)の従姉弟と言う事なのでしょうか?
ですが、アインハルトとヴィクターの会話から、ライノも何かしらかつての英雄?の末裔、そしてアインハルト、ジークさんと同じ境遇だと窺えますね。この秘密も後々の楽しみです。
それでは『白翼』での初の本格的感想今まで溜まっていた分とても長くなったと思います。
繰り返しになると思いますが、こちらの小説も『戦士達』と同じくらい楽しみにしています。
更新頑張ってくださいっっ!!!
作者からの返信
2016年 11月 05日 05時 39分
感想ありがとうございます!作者こと、あれ!?AKWRさん!?
驚きました、こちらにもお越しいただけるとは、ありがとうございますw
始まりましたねぇアニメVivid Strike!個人的には中々面白い展開になりそうで毎週楽しみにしていたりwとまぁ、私の事はいいですねw
魔法少女リリカルなのはVividが、存外原作のなのは無印からStsまでのファンに、想像していたほどそれまでのアニメ三作のように強く受け入れられていないんだなと知ったのは、この二次創作を書き始めてからになります。という野もこの作品は元々実験作品で、成り行きで書き始めたので、実は私はそれまで、すでにVividを主体とした二次は沢山あると思い込んでいたんですね。書き始めてみたらびっくり、あんまりいないんですねVivid主体の方……存外、Vividの中身を知らない人も多いのかななどと思ったりしましたwスポーツ格闘技物としては割と面白味のある作品なんですが……これからも、AKWRさんのようにその魅力に目をつけてくださる人が増えたらな、なんて思う今日この頃、それでは返信をばw
まずはお礼を。ありがとうございます、クラナという主人公に対する読者の第一印象は「なんだこいつ」で大正解であります。というのも、最初期(とくに一話)の彼の描写は完全に、「とりあえずヒロイン勢を嫌っとけばかっこいいと思っている子供が書いた主人公」的な書き方でした(断じてアンチ作品をけなす意図はありません、アンチ作品にもなるほどと思わされることがしょっちゅうなので)そこがあってこそ、アインハルトとの会話におけるあのセリフが一段と際立つと思ったので。
結論的には、JS事件によって母を奪われた……人生を狂わされた被害者という立ち位置に収まるわけですが、そこに行き着くまでに、なんとしても「妹と母を受け入れられない男の子」という印象を強く与える必要があったのです。
その印象が物語全体の根幹的な土台になってくれることで、この物語はVividという作品を前提に持ちながら、シリアスな物語として成立しています。その印象をきちんと持ってもらえないと、主人公であるクラナの抱える影を描写しようにも、彼を何とか光指す方へ導いてくれようとする周りの奮闘を描写しようにも、原作の明るいテーマやエピソードの多い内容に押し流されて印象が薄くなってしまうと思ったので。
もともと、「Vivid」の物語はそれまでのシリーズとはちがって、「心と身体を重く傷つけ、深い傷跡を残すような“戦い”、そういう重くて痛い展開でなくても、心のあり方や、悲しみに立ち向かう強さを描くこと出来る」という部分がテーマになっているそうです。
で、あるならば、この物語の中では、原作者の方々に倣ってそういう物を書くのと同時に、「傷跡も、流血もない日常の中であったとしても、自分の心と向き合い、悲しみと戦うためには、ある種の「痛み」が“たとえ誰であっても”伴う」という、ある種のアンチテーゼ的な物を描きたいなと思っているのです。
ははは、恋愛描写が少なめなのは、僕自身あっという間に進行する恋愛を書くのが苦手であるというのもあるのですが、何より今の状況で「恋愛する余裕」があるとはどうしても思えないというのが最大の理由です。
母親や妹とすらまともに向き合えないような奴が、そう易々他人と恋愛できるかと言われれば、それは無理だろう、とどうしても思ってしまうのが、鳩麦という作者ですw
特になのはだったりフェイトだったりはもう完全に「親」としての立ち位置で書いていくつもりなので、「女の子」としての描き方は、控えめになるかなとw
男女の部を分けたことで、登場キャラが倍近くになってしまったのはなんとも困りものなのですが、おかげさまで色々と新しい絡みや関係性が生まれ始めて、個人的には良い化学反応を起こしているんじゃないかなと思い始めていたりしますwここでどんな組み合わせが生まれて各キャラのどんな一面を書くことが出来るのか、いまから楽しみですw
クラナ、そしてライノの要素はまだ出尽くしてはいませんw特にライノはまだまだこれからなので、この先に期待していただければとw
さて、ではいつものいきますかw
ライノは両親います。ご存命ですし家も同じです……が、結構忙しい両親で応援などには来にくい人である、というよくある設定です。なので、よくヴィクターのところに行ったりするんですね。
基本的にはリオとコロナの両親と同じで、あまり現状話に絡んでくる予定はありませんw
アルテアとなのはたち三人娘の過去は、実は大まかなことは何があったかすでに考えてあります(実は大まかなアルテアの人生時系図もすでに出来ています)が、その全て語っていると、本編でも申し上げた通り、エースと無印全部書かないといけないので……全て詳しく、とはならないと思いますw
が……これ以上は語れませんw
次に……ぶっwwコラボですか!?
えーと、ですね、断言しますが現状そういう予定はありませんw理由は色々あるんですが、まずそれやるなら本編更新しなきゃいけないなぁという思いがあるのが1つ、世界観が全く違うので調整が大変なのが2つ、最後に、何はともあれ、お互いの物語が一区切りつかないとそういうのは出来ないのですが、おそらくSAOとなのはのキリが同じになる可能性はかなり低いというのが3つですww
なので、正直なところあまり期待しないでくださいww
ちなみに、クラナとリョウですが、これはもう「比べられない」というのが答えです。
というのも、クラナは元々、SAOで筋力値と敏捷値の内筋力値をガン取りして敏捷を捨てたリョウの完全な対局として作る事を前提にしたキャラクターでもあり、その最大の能力はリョウの「力」とは真逆「速さ」にあります。得意分野が全く違う以上、比較しようとしても「何で」比較するかによるので、そもそも「どちらが」というレベルで完璧に白黒つけるというのは不可能なのです。
最後、ライノとヴィクターの関係についてはそうです。ライノは雷帝の血縁を引かない方のヴィクターの親の強大の息子ということになりますね(ヴィクターの父母どちらが血を引いてるか分からないのでそこは決めていないのですが)。
これ以上の事は、今は語れませんww
いやぁ、長かったですねぇ、相変わらず答え甲斐のある感想ありがとうございましたw
なんとかちょいちょい更新できるよう頑張りますwではっ!
※追伸、返信内のフレーズの一部が、いい感じにテーマとしてまとまったフレーズになったので、少しプロローグに流用させていただきます。
2016年 10月 16日 17時 21分