「銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)」の感想

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良い点
銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第一話 神々の戯れ

全知全能なる者と狡賢い者の紡ぐ物語とは、本作品群にピッタリです。
強き英雄の力こそが善とする者と知恵と集団の奔流を善しとする者
19世紀的なものと21世紀的なものの激突
根性論や権威主義が、怜悧な集団知の前に無様に滅びていく様を予言してくれる第一章にワクワクです。
 
コメント
銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第一話 神々の戯れ

狡賢い者は、どこまでも狡賢いです。
「平凡な男」と言っておきながら、すでに「ノルンの力が与えられている」っていう段階で「平凡」じゃないです。
未来を知り、現在を司り、戦女神の加護って 英雄と言えども敵いそうにないです。