「インフィニット・ストラトスの世界に生まれて」の感想

ウィルクレイズ
ウィルクレイズ
 
良い点
主人公があくまで第三者&観測者視点と立ち位置を心がけているところ。

 
悪い点
特には。
 
コメント
五十円引き 殿、初めまして。
2014-3-21付けで貴殿の作品のファンになりましたウィルクレイズと申します。
少なくとも、貴殿の作品に感想を送るために、自分では放置していた会員登録をした位、ファンになった次第です。
以後、お見知りおきを。

それでは感想をば。
私が知る限りは、「転生者」は殆どが何だかんだと理屈付けして初っ端から物語介入を行うけれど、原作途中からの開始且、何かするにしても消極的サポートに徹し、「作品の主人公」であっても「当世界の主人公」では無いと読者に理解させてくれる周囲の環境の描写等、正しく「現実として」世界を描いて魅せる作品は殆ど見かけません。

少なくとも、素人が原作に興味をもって調べた程度の視野では
まず見かけられませんね…私がそうですし。
通ってる投稿サイトを10件梯子してようやく御作品に巡り会えた位ですから。

まさか自分が舞台に上げられて…自分では役者不足…近くで群像劇を観られて幸運だ~…こうして自身の分相応を見極められる転生主人公は居ないでしょう。
神様云々等、設定上特異でなければ幾ら前世持ちだろうとアーサー君の考え方に到るのが普通ですからね。
だからこそ、ご都合主義などにならず現実的に描かれているこの作品は読んでて楽しいものが感じられると思います。
どうしてもその世界(原作)の中心のすぐ側が立ち位置となる以上は避けられない、中心人物たちの「オマケ」としての絡みと、彼らを隔てる心理的な態度を察してフォローする先生方兼嫁(笑)の絡みが、原作を知って間もない素人の心に何かを感じさせてくれます。

これからは、ずっと応援させて頂きますので、五十円引き 殿も無理をなさらず執筆の方頑張ってください。