「少年と女神の物語」の感想


 
悪い点
カンピオーネの設定を全く理解していないと思わせられる内容。そもそも神具は人の身で復元なんて出来る代物ではないはずだし、ブリューナクやらゲイ・ボルグやら、どの武器も本来の持ち主がまつろわぬ神として顕現出来る程の物。

それに何より、まつろわぬ神は現状では原因不明の現象であり、神話の中の神々に意識はない。これは、原作でアテナが神話へと還る過程で伺えるもの。
 
コメント
原作を読んでますか? 内容をきちんと検証してますか? 意味不明な点が多い。 
作者からの返信
作者からの返信
 
まず、ゲイ・ボルグについては製作者がボルグ・マク・ ブアインという人間です。
材料が特殊ではありますが、それについては全て欠片としてそろっているので問題ありません。

次にブリューナクですが、こちらもケルト神話に登場する民族によって作られ、その民族の財宝として保管されていたものが神に献上された、といった形の説があります。


以上より、これらの武器については人間の手による復元が可能です。
どちらも、人間単体の手によって作られていますから。


次に、まつろわぬ神について。
確かに意識はありませんが、神話の中での記憶、のようなものは存在します。
でなければ孫悟空の話での彼の発言など、顕現した神々の発言に矛盾が生じますから。
なので、アテの話していた内容については顕現した際にその内容を過去から順に見て、その際に思ったことを勘違いしているだけになります。


上記の孫悟空の話からも分かると思いますが、自分は原作を読んでいますし、内容についても自分なりに理解、検証しています。
そして、小説を読んだ際の細かい部分については、人によって違った解釈になる部分がるので、その部分について差異がある場合、意味不明になる点は必ずあるかと思います。