「銀河英雄伝説~悪夢編」の感想

leganto
leganto
 
悪い点
あまり自信が無いんですが、
>> 言外に怒りが滲み出ている。

この文にちょっと違和感を感じました。
”言外”というのは、直接的に言葉では表さない事です。
ですが、リヒテンラーデ候の言葉には抑えてはいても明確な怒りがあります。
むしろ「(平静な口調だが)言葉に怒りが滲み出ている」の方が私には自然に感じられます。

あくまで私が感じただけですので、見当違いなら無視してください。

 
コメント
フリードリヒ四世の最初の計画では、ルードヴィヒ皇太子が強力な皇帝になるはずだったんでしょうね。
娘二人をブラウンシュバイク公とリッテンハイム侯に嫁がせる。
ルードヴィヒの義兄弟になった二人が門閥貴族を取りまとめて協力する。
……という計画だったのでしょうが、本編と同じならルードヴィヒ自身が全て台無しにしてしまった。
そして数年(息子の年齢から考えて7年以内)前、ルードヴィヒの死によって次の計画を実行に移したのでしょう。

ココア閣下にしてみれば皇帝なんて悪夢としか考えられないですよね。
とはいえ帝国を立て直すには、それしか道が無いのも事実です。

一気に皇帝になるのか、宰相兼最高司令官になって改革を始めて国民の支持を集めてから皇帝になるのか。
ポストもかなり空きが出ましたし、どういう選択をしていくのか楽しみにしています。