「銀河英雄伝説~悪夢編」の感想

心障四文字
心障四文字
 
良い点
・ベーネミュンデ侯爵夫人もきっちり悪夢った点
・理屈屋シュターデンが輝いていそう(不確定)な点
・ロイエンタールが未だ少将なラインハルトの態度に嫌な顔をしている点
 
コメント
更新お疲れ様でした。

しかし、本作のオフレッサーってどうして貴族連合に属しているのでしょう?
「様々な理不尽を乗り越え、今の地位を獲得した人物だからこそ、現体制の破壊者を憎悪した」
という説明が外伝にありましたので、原作と本編でラインハルトやエーリッヒと敵対したのは道理です。

でも悪夢編での主人公は改革の意思を見せておらず、体制側の人間を一応装っています。
オフレッサー自身が下級貴族なので、門閥貴族のように平民出身の元帥を忌避しているとも思えません。
(挑発ですから運が良い等と言っていますが、その破格の実績を考えたら極めて妥当です。当代無双の名将ですから)
過去リューネブルク切捨ての件で恥を掻かせられた程度の因縁しかありませんし……
軍の司令部を平民と下級貴族で固めて帝国三長官に警戒されたように
オフレッサーも司令部人事を見ていて、エーリッヒを現体制の破壊者だとみなしたのでしょうか?

オフレッサーを穴に落としたら、そろそろヴェスターラントですね。
エーリッヒなら虐殺を食い止めつつ、ブラウンシュヴァイク公の人望を失墜させて
リップシュタット戦役を長引かせない方法くらい考えてありそうで楽しみです。